船橋大神宮の奉納相撲、7年ぶりに復活へ 阿武松部屋の力士と湊町小の子どもたちも参加
船橋大神宮の奉納相撲、7年ぶりに復活へ
阿武松部屋の力士と湊町小の子どもたちも参加
船橋大神宮(船橋市宮本5-2-1)の伝統行事「奉納相撲」が、コロナ禍による中断を経て7年ぶりに復活する。奉納相撲に合わせて土俵もリニューアルし、10月3日・4日には阿武松部屋(習志野市)の力士や地域の子どもたちが土俵築きや奉納相撲を行う。
船橋大神宮の奉納相撲は、毎年10月20日の例大祭で行われてきた行事で、その起源は江戸時代にまでさかのぼる。徳川家康公が船橋を訪れた際、湊町の漁師たちが家康公を楽しませようと相撲を披露したことが始まりとされ、以来400年以上にわたり地域の伝統として受け継がれてきた。
2020年以降は新型コロナウイルス感染症の影響に加え、運営の中心を担ってきた人々の高齢化も重なり、奉納相撲は中断。長く途絶えた状態が続いていた。
伝統の復活に向けて、船橋大神宮総代会長の内海進三郎さんが「この伝統を何とかしなければ」と考え、2024年に船橋大神宮楽部(がくぶ)の小倉勇さんに相談。小倉さんと宮本小学校の同級生で、現・阿武松部屋の不知火親方に協力を依頼したところ快諾を得たことから、復活への取り組みが本格化したという。
土俵づくりでは、一級左官技能士でもある小倉さんが伝統工法に取り組み、約1年をかけて約4トンもの土を用意。さらに、盛った土を上からたたいて固める道具「大タコ」など約50個を制作。俵に使う稲わらも農家から提供を受けるなど、準備を進めてきた。
土俵の復活には、地域の子どもたちも参加し、8月30日には、ばか面踊りやお囃子などの伝統文化に親しんでいる湊町小学校の児童が俵づくりに挑戦した。
10月3日は阿武松部屋の力士と子どもたちが土俵築きを行い、神職による土俵祭りも実施。4日は10時から、雅楽の演奏と阿武松部屋の力士による奉納相撲が行われる。
船橋大神宮の田中泰樹さんは「久しぶりの奉納相撲を多くの人に楽しんでもらいたい。また今後も続けていきたい」と話す。









