No.9 海を愛し「自由」を満喫して生きる津軽三味線奏者 茂原市長尾

  2022/5/16
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以下は 2 年前に書かれた内容です

数年前、小山流貢月会師範、小山貢月(おやまみつき)さんにあった時の、日に焼けた褐色の肌でにこやかに笑う姿が、今でも忘れられません。津軽三味線に感じる純和風でインドアなイメージと、大海原で波しぶきを上げてボードに立つアクティブなイメージ。小山さんの両極端な生き方に興味を抱き、今回取材をさせて頂きました。

小山さんにとって津軽三味線とサーフィンには共通点があるのですか?

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津軽三味線は三弦で奏でる楽器です。三味線は中国から入ってきたと思っている方も多いのですが、有名な怪談「耳なし芳一」の主人公芳一は琵琶という楽器を弾き旅をしていました。その琵琶が時代と共に進化したものが三味線です。物語の中の芳一は盲目で音符が読めませんでした。耳で聞いて奏で、自分の思うまま感情や情景を弾いていたのです。三味線も本来は楽譜がなく、「自由」に弾くことのできる楽器なのです。
*現在では教本としての楽譜もあり、集団での演奏用に活用されているそうです。
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一方、大海原で波に乗るスポーツのサーフィンでは、どの波を選ぶか?どう乗るか?一瞬一瞬姿を変える波を眺めています。波は一期一会で同じものはありません。自然の中に自分を溶け込ませて、誰でも自分が主人公になれる。そこに「自由」が感じられるんです。
小山さんにとって津軽三味線とサーフィンの共通点は「自由」を体現し表現していることだと、今回の取材を通じ改めて気づかされたそうです。
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津軽三味線の実物を見たことがなかったので、見せて頂きました。現在では持ち運びができるように、3分割できるのだそうです。
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これからの抱負をお聞かせください。

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現在、コロナ禍で自宅教室に切り替え教える傍ら、舞台での公演や有名ミュージシャンとのPV撮影でも演奏したりと、依頼があればどんどん津軽三味線を弾いている小山さん。そんな小山さんが津軽三味線と出会ったのはお祖母さんが弾いていた事がきっかけだそうです。「幼少期の体験は大人になるにつれ、影響が大きいと思います。津軽三味線を身近に感じてもらえるように、これからは地元茂原市を始めいろんな場所で演奏をしていきたいです。私がそうであったように、特に幼少期の子供たちに津軽三味線を間近に見て、触って、聞いてほしいと思っています。もしかしたら、世界に羽ばたく奏者が生まれるかもしれません。奏者を育てる楽しみもあり、大人になっても楽しめるものの一つとして、津軽三味線がある事のサポートを続けていきたいです。」
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浅草での公演後間もない日に取材させて頂きました。津軽三味線の演奏を地元で沢山出来るといいですね。 取材日 5月3日(火) ライター女将こと牧由美

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DETA 津軽三味線小山流貢月会師範自宅教室
茂原市長尾351-11
08011907843*個別対応の為、要予約
以上は 2 年前に書かれた内容です
もばらって編集部
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茂原市周辺を拠点に仕事や地域活動などに取り組む女性たちが集まって編集部を結成! 茂原市&周辺地域の人、物、場所、イベント、ニュースなど...
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