船橋市立行田中学校と埼玉県行田市立行田中学校、姉妹校提携1周年で1年生がリアル交流
6/30(木)船橋市立行田中学校と埼玉県行田市立行田中学校
姉妹校提携1周年で1年生がリアル交流
船橋市立行田中学校(以下、船橋・行田中)1年生が6月3日、校外学習で、姉妹校提携をして1周年を迎える埼玉県行田市立行田中学校(以下、行田・行田中)近くにある国の特別史跡「埼玉(さきたま)古墳群」を訪れ、行田・行田中の1年生と交流を深めた。
船橋・行田中と行田・行田中は昨年6月21日、オンラインで姉妹校の提携を結んだ。その発端は、船橋・行田中の校長大場雅俊先生がインターネットで行田中を検索した際に同名の中学校があることを知ったことに始まるという。そこから双方の校長が連絡を取り合うようになり、姉妹校提携が実現した。大場校長は「コロナ禍で明るい話題を提供したかった」と話す。
昨年6月、コロナ禍で調印式がオンラインで行われ、秋には生徒会同士、今年3月には双方の活動報告会が行われ、今回、初めて双方の生徒が対面で交流することが叶った。
船橋・行田中の1年生が320人になるのに対し、行田・行田中は81人。お互いが18班に分かれ、行田・行田中の生徒から行田市の魅力や自分たちの中学校について約10分の発表を受ける形で交流が進んだという。船橋・行田中からは、ばか面踊りの「ばか面」3点を進呈したとのこと。
船橋・行田中1年の教師は「生徒たちはコミュニケーションを図れたことはもちろん、はきはきしたプレゼンに刺激をもらったようです」と話す。
「オンラインで交流ができたのも、船橋市のGIGAスクール構想が進み、ICT環境の整備が進んでいるからこそだと感謝しています」と大場校長。「今後、合唱祭に先方の代表を招くなど、学校行事の中で交流ができればと思っています」とも話す。
船橋・行田中の生徒は交流後、埼玉古墳群内を見学したという。