市内在住の坂本孝子さんがラージボール卓球で全国優勝、喜びを市長に報告
8/19(土)市内在住の坂本孝子さんがラージボール卓球で全国優勝
喜びを市長に報告
船橋市卓球協会に所属する坂本孝子さんが8月18日、「第6回全日本ラージボール卓球選手権大会」女子シングルス70で優勝したことを松戸徹市長に報告するため、船橋市役所を訪れた。
市役所を訪れたのは、坂本孝子さん、船橋市卓球協会会長の川井洋基(ようき)さん、同理事長の小川良平さん。昨年の全日本ラージボール卓球選手権大会ではベスト8だった坂本さんは今回、滋賀県で6月30日~7月2日に行われた「第6回全日本ラージボール卓球選手権大会」に出場。全国から73人が参加した70~74歳の「女子シングルス70」に出場し、自身初となる1位に輝いた。
ラージボール卓球は、1988(昭和63)年に新卓球として生まれた競技で、試合方法やルールは通常の卓球とほぼ同じだが、使用するボールが通常よりも4mm大きく、約0.35g軽い。そのため、スピードや回転数が通常の卓球よりも遅くなりラリーが続きやすいので、初心者や高齢者もでもプレイしやすいのが特徴。
中学校の部活で卓球を始めたという坂本さん。「中学の時は2年間卓球をしていたが、その後は卓球から離れていた。35歳くらいの時、子どもが幼稚園に上がったタイミングでまた卓球を始めて、ラージボールに出会ったのは6年前くらい」と話す。ラージボールの魅力について「ボールもラバーも通常の卓球で使うものとは異なり、回転量が少なくてラリーも続きやすいので、誰でもいつでも始められる」と坂本さん。
松が丘公民館で週に2、3回練習しているほか、週に1回は千葉市内まで通い、練習に励んでいる。「ラリーが好きなので、自分のボールを返してくれるのがうれしい。練習も楽しいし、教えてもらったことができた時に喜びを感じる。いくつになってもできることが増えるのは楽しい」と笑顔で話す坂本さん。「ラージボールは何歳になってもできるので、できる限りがんばりたい」と意欲を見せる。
小川さんは「初心者対象の教室の開催やラージボール普及のための活動をしている。何歳からでも始められるので、新たな選手が増えるとうれしい」と話した。
松戸徹市長は「70歳になっても上を目指してチャレンジする姿は、みんなの大きな目標になるし、また1位になったということが大きな励みになる。今後のさらなる活躍を期待している」とエールを送った。