芝山のキャンピングカーレンタル「エルモンテRVジャパン」が移転、山手のケーヨーD2敷地内で事業拡大を視野に入れ
7/1(金)芝山のキャンピングカーレンタル「エルモンテRVジャパン」が山手に移転
ケーヨーD2新船橋店敷地内で事業規模拡大前提に
市内芝山のスズキオート京葉内に事業本部を構えるキャンピングカーレンタル「エルモンテRVジャパン(運営会社:インバウンドプラットフォーム)」が7月12日付けでケーヨーD2新船橋店内の駐車場に移転、将来的には900坪程度のスペースを活用したテーマパーク構想を持っていることが分かった。
同社は、米国・ロサンゼルス郊外のエルモンテ市で1970年に創業した全米最大規模のキャンピングカーレンタル事業者「エルモンテRV」の日本国内総代理店として創業。現在の場所に本拠地を構えたのは、2017年6月。開設当初、キャンピングカー15台で営業開始したものが現在は22台を所有している。
コロナ前、利用者のほとんどが外国からの渡航者で、いずれも15泊以上の長期レンタル需要が多かったという。年間500組程度のインバウンド客を引き受け順調に成長していたがコロナ禍を迎え、インバウンド利用者は激減。日本人利用者がメインとなり、シーズンオフの梅雨時期、寒さがこたえる1月~3月の売上は大幅に下がったという。
一方でアフターコロナでは、インバウンド需要が回復し利用増が見込まれる。特にスキー利用の為1月~2月がハイシーズンになるという外国人利用客に向け、今後の台数増加などの事業展開を見込み今回の移転を決めたという。現在110坪のガレージから移転後は170坪の駐車場に。この場所で最大900坪まで事業所を広げていく見込みだという。
現在は自社のキャンピングカーを稼働させている同社。キャンピングカーオーナーの車両管理及び貸出「オーナーシップレンタル」も視野に入れ、北海道や奄美大島などでのキャンプ場運営や連携などの展開も検討しているという。また、本部でのキャンプグッズメーカーとコラボした事業、空港タクシーなどとの連携も交渉中だ。
新事業所との契約は7月1日。7日には、コンテナハウスが事務所として設置され、11日にプレオープン。12日からグランドオープンという流れになる。
営業時間は、9時~18時。予約状況に応じ、20時まで対応する事も。