北習志野のスーパー近くに青果店「季節のマルシェ」、目利きのプロが選ぶ青果を安く販売
7/25(月)北習志野のスーパー近くに青果店「季節のマルシェ」
目利きのプロが選ぶ青果をリーズナブルに販売
北習志野駅から徒歩4分の場所に青果店「季節のマルシェ」(船橋市習志野台2-3-3)が昨年12月22日にオープンしてから半年以上が経ち、現在では近隣住民の客が定着している。
同店は2015年2月に東京荒川区・尾久銀座商店街に本店を構え、1日1000人の来客があるときもあるという人気青果店。本店も船橋の店舗も、共通点はスーパーマーケットの近くにあること。スーパーとの差別化を図り、来店者を喜ばせる工夫をしている。
同店の代表は船橋生まれ船橋育ちの宮崎孝幸さん。高校生の頃、船橋駅前の果物屋でアルバイトを経験した中で、販売の楽しさを知ったという。大学卒業後は「ヨークマート」で勤務。青果を担当し、チーフからバイヤーまでを経験した。
「スーパーでは贈答用で売られるような果物などを、うちの店では日常で食べてもらえるような価格で販売します。毎日が特売です」と話す宮崎さん。
青果は船橋市場と大田市場から仕入れるほか、農家と直接交渉し取引きすることもあるという。店舗面積は20坪。「『良いものを安く』をモットーに営業しています。詰め放題などお客様も楽しめる企画をして地域の皆さんに喜んでもらえたら」と宮崎さん。
店名の「季節のマルシェ」は、以前、マンションに野菜を移動販売していた頃に付けていたネーミング「マンションマルシェ」の名残りから。「ワイワイとにぎやかな感じが楽しくて。自分が仕入れたものを小売りすることが楽しい」と宮崎さん。
来店客層は若い人から年配者まで幅広く、男性1人の客も多く見られる。
「野菜はここでしか買わない」「安くておいしくてうれしい」などといった声が聞かれるという。
妻・道子さんも店頭に立ち、「売る側ですが、1人の主婦としてたくさんのお客様に喜んでもらえる店にしたい。野菜ソムリエもいるのでなんでも気軽に聞いてほしい。気軽に買い物に来て下さい」と笑顔で話す。
営業時間は10時〜17時、夏季は18時まで。水曜、祝日定休。同店のインスタグラムでは季節のおすすめ品などを紹介している。