リソルの森広報伊藤さんのロゴ制作体験記【リソルの森|後編】

  2021/9/24
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「ながらを読む(仮)」では、第3弾企画として体験型リゾート施設「Sport & Do Resort リソルの森」広報宣伝部の伊藤さんとの対談を前後編に渡ってお届けしています。

前編では、2020年のリニューアルオープンで更に魅力的になったリソルの森でのリゾート体験について教えてもらいました。

後編では伊藤さんご自身も参加された「長柄町ブランドロゴ制作ワークショップ」の感想を聞いていきます。ワークショップを通して新たに気付いたことや学んだことにはどんなことがあったのでしょうか?


引き続きの伊藤さんとながらを読む(仮)編集部塩谷の対談形式でお楽しみください!

〈プロフィール〉
【左】伊藤千敬さん(いとうかずたか)
リソルの森広報宣伝部所属。入社2年目。ちなみに福島県出身で、千葉県に感じた意外な魅力は「落花生やフルーツなど名産が多いこと」。


【右】塩谷桃加(しおやももか)
ながらこまち兼長柄町を元気にする会事務局。学生時代(~2019年)はリニューアル前のリソルの森を拠点に活動しており、何度も訪れている。ブランドロゴ制作ワークショップの、ワークショップではプログラム考案やファシリテーターを務めた。


リソルの森では大学や町と連携し地域に健康を届ける取り組みも

塩谷:
ところで、リソルの森ではこれまでも長柄町や千葉大学と連携した取り組みを行われていますよね。

伊藤さん:
そうですね。これまで「大学連携型CCRC」事業や、特産飲料「ながらとガラナ いろはにほへと」の開発などに関わらせていただいています。

塩谷:
私も学生時代にガラナの開発でリソルの森のみなさまにお世話になりました。伊藤さんご自身が関わった取り組みや企画もあるのでしょうか?

伊藤さん:
2020年に長柄町役場や千葉大学の地方創生ベンチャー”ミライノラボ”と一緒に「Sport in Life(スポーツインライフ)」関連イベントの企画に関わりました。

「Sport in Life」というのはスポーツ庁が推進するプロジェクトで、スポーツを身近に感じてもらおうというものです。

ランニングコーチを招いてどうやって運動を日常に取り入れればいいのかということをレクチャーしてもらい、それを参加者が何度か実践してから効果測定をするというプログラムなどを実施しました。

塩谷:
イベント的にそういう体験ができるのはいいですね。

私もまさにそうなのですが、人によっては「スポーツを日常に取り入れる」というのはかなり難しかったりすると思うので。

そのプログラムに参加される方は、どちらからいらっしゃっていたんですか?

伊藤さん:
ほとんどが町内および長柄町近隣の市町村の方々でしたね。あとは従業員も含めて体験させていただきました。

塩谷:
そうだったんですね。そのような企画に関わってみていかがでしたか?

伊藤さん:
私自身もスポーツが好きなので、長柄町さんとか千葉大学さんと一緒にスポーツを取り入れた企画に取り組めたのはすごく楽しかったです。それに、参加者の方々もとても楽しそうに取り組んでいらっしゃったのも印象的だったので、みなさんに楽しんでいただける企画を開催できたのはよかったなと思っています。


ロゴ制作にチャレンジした伊藤さん。感想は…?

塩谷:
それでは本題の長柄町ブランドロゴ制作ワークショップの感想もぜひ聞かせていただきたいです。私はワークショップファシリテーターを務めさせていただいたので、ちょっとドキドキしますが…。

今回のワークショップは、長柄町の本質や課題、ビジョンをじっくり考えた上でロゴマークの原案をデザインするという内容でした。中でもワークショップのクライマックスは「ロゴの原案を考えてみましょう」という最終課題だったかなと思います。

ところで、伊藤さんはロゴを考えて作ったご経験はありましたか?

伊藤さん:
いえ、全然ありません。しかもデザインしたりするのは不得意中の不得意です(笑)。

塩谷:
そうだったんですね!

やってみて、やっぱり難しかったですか?

伊藤さん:
難しかったですね。伝えたいことがわかりやすく伝わるか?ということも考えながら、デザイン的な良さも考えなくてはいけなかったので。

あとは、やはり一施設として参加させていただくというところにも難しさがありました。今まさに長柄町に住んでいる方や長柄町で生まれ育った方とディスカッションすると、「そういう考え方は事業者の観点としてはなかったな」と気付かされることもありましたし。

塩谷:
そうですよね。本当にお疲れ様でした!

でも、伊藤さんが提案されたコンセプト「いなcolor」が今のロゴ候補1に取り込まれていますし、良い要素をご提案いただけてよかったなと思っています。

伊藤さんがワークショップで提案したロゴ原案のコンセプトと
それを取り入れた「候補① 千葉の真ん中、癒すまち」



ワークショップではじめて知った「長柄町の魅力」

塩谷:
伊藤さんは、今回このブランドロゴの制作ワークショップに参加されるまで「長柄町ってどういう町だろう?」ということを考える機会はあったのでしょうか?

伊藤さん:
いえ、こんなに深く考えたのは初めてでした。

正直これまで長柄町に対してそんな具体的な印象があったかというとそうではなくて、「田舎だな」と思うくらいでした。基本的にはリソルの森の敷地外で何かをしたり、町民の方と関わったりするようなこともありませんでしたし。

塩谷:
そうなんですね。そんな中でワークショップに参加することになって、どういうお気持ちで初回を迎えられましたか?

伊藤さん:
町民の方と関わる機会がほとんどなかったからこそ、むしろ町民の参加者の方々はどういう思いでこのワークショップに参加されるんだろうと興味深かったです。

塩谷:
では、実際に参加してみて初めて知ったことや、学びになったと感じたことってありましたか?

伊藤さん:
印象的だったのは、町に住んでいらっしゃる方の「星がきれいなんだよ」というコメントでした。長柄町で見る星がきれいというのは聞いたことがなかったですし、地元の人だからこその情報だったのかなと思います。

そのコメントをきっかけに、私自身も夜空を見上げるようになりました。リソルだと施設の照明が明るい箇所も多いのでそこまで星は見えないのですが、メディカルトレーニングセンターのトラックのあたりは空が開けていてきれいに見えますね。




リソルが「長柄町にあること」をもっと活かしてみたい

伊藤さん:
今回ワークショップに参加してみて、思っていた以上にリソルの森に対して「もっと魅力を打ち出していってほしい」と仰ってくださる方も多いというのも個人的な気付きです。長柄町を盛り上げるという意味でも、もっとリソルの森をPRしていきたいと感じました。

塩谷:
リソルの森の存在感を実感されたということですよね。確かに、そこは町民の方や町に関わっている方と直接話してこそ分かる部分だったのかなと思います。

伊藤さん:
あとは、参加者の方々とは「町内での横のつながり」の課題についても話しました。現状として町内の事業者同士でのつながりがまだ強くないので、「長柄町」という大きなまとまりではあまり打ち出せていないのかなと感じています。そういう現状にも目を向けて、リソルの森としてできることを考えていきたいというように、私個人としても心境の変化がありました。

塩谷:
リソルの森に行かれた観光客の方にとって「長柄町に行った」という意識はないという話も聞きますしね。これはもちろん「長柄町」ではなく「リソルの森」が目的地なので当たり前のことですし、そういう状況は他地域の観光施設やレジャー施設でも同じかもしれませんが。

伊藤さん:
それでも、リソルの森というリゾート施設の中でも長柄町を感じていただくことはできると思うんです。

例えば、地元長柄町の野菜を使った料理を提供すれば、リソルの森は「新鮮でここにしかないもの」という独自の魅力をお客様に感じていただくことができますし、それを通してお客様に「長柄町」にも興味を持っていただければ長柄町内の農家の方やお店の方にもメリットが生まれるはずです。そのようなリソルの森と長柄町や町の産物などとの色々な関わり方を、これから考えていきたいと思っています。



ぜひリソルの森へ!

いかがでしたか?

ワークショップ参加を通して、新たに取り組んでみたいと思うことができたという伊藤さん。リニューアルでより素敵になったリソルの森は、今後もますます面白いスポットになっていく予感がします。

自然の中でゆったりとくつろぎたい方も、思い切り身体を動かしたい方も、そして今回インタビューを受けて下さった伊藤さんに会ってみたい方も(?)、ぜひ一度リソルの森へ遊びに行ってみてください!


また、現在リソルの森では長柄ブランドプロジェクトのポスター掲示や紹介カードの配布も行っています。10月31日まで掲示予定ですので、リソルの森に行った際はぜひチェックしてみてください!

写真提供:リソルの森


Sport & Do Resort リソルの森

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