船橋警察署と船橋市が連携して秋の全国交通安全運動キャンペーン、アート書道家の矢野華風さんを一日署長に迎え
9/19(月)船橋警察署と船橋市が連携して秋の全国交通安全運動キャンペーン
アート書道家の矢野華風さんを一日署長に迎え
船橋警察署と船橋市は9月21日~9月30日までの10日間「秋の全国交通安全運動キャンペーン」を迎えるにあたって、船橋駅と京成船橋駅の間にある連絡通路でPRイベントを行った。
今回のキャンペーンでは、アート書道家の矢野華風さんが一日警察署長に就任。署長による任命式を終えると、集まった観衆の前で書道パフォーマンスによって横断幕を完成。「みんなの 交通安全」と書かれた横断幕に力強い「願い」の2文字を交通安全への思いを込めて書き込んだ。横断幕は交通安全運動期間中、船橋警察署に掲示される。
また、この日のPRイベントには湊町小学校音楽部「湊町オーシャンズ」も参加。部員31人による演奏で、「マンボ!」「笑点のテーマ」「故郷」「モーニン」「エルクンバンチェロ」など5曲を披露。「入部以来、コロナ禍で演奏する場がなかったけれど秋の全国交通安全運動キャンペーンに参加させて頂いたことで大勢の人の前で演奏できてよかった」と、生徒たちが感想を話した。
イベント冒頭で船橋警察署の杵淵賢二署長は、「日没の時間が急激に早まるこの時期、重大な交通事故の懸念がある。交通安全運動キャンペーンは安全運転に気を付けてもらう事で交通事故の削減を図ろうというもの。管内における過去3年間の交通事故発生状況を見ても夕暮れ時の事故は春・夏と比較して秋・冬は1.5倍。車は早めのライト点灯、歩行者は反射材を身に着けるなどして事故防止に努めてほしい」とコメント。
一日署長に就任した矢野華風さんも、「今回は2つのお願いがあります。1つ目は『知らせよう、早めのライトと反射材』という今回の交通安全運動キャンペーンスローガンにふれ、車は早めのライト点灯で、歩行者は反射材を身に着ける事で存在を知らせ、互いに事故防止に努めてほしい。2つ目は飲酒運転の根絶。ハンドルキーパーを立てるなどして事故を減らす努力に協力して頂きたい」と呼びかけた。
その後、松戸徹市長と湊町小学校音楽部の児童らが連絡通路を行き交う通行人に対して交通安全啓発グッズを配布。「飲酒運転撲滅」と「自転車運転のマナーアップ」に関するチラシに矢野華風さんがデザインしたポストカードと反射材が同封された啓発グッズはこの日400セット配布された。