丸山小学校で第53回丸山町会運動会、地縁で集まった町会から1000人超が参加した大運動会
10/23(日)丸山小学校で第53回丸山町会運動会
丸山町住民1000人超が参加した大運動会
船橋市西部に位置し鎌ケ谷市との市境にある「丸山町会」で毎年行われてきた「丸山町運動会」が10月23日、丸山小学校(船橋市丸山4-43-1)で行われた。
運動会には、種目の参加人数で1124人が登録。朝9時35分に開始された幼児を対象とした徒競走、近隣にある健伸幼稚園の園児による演技、小学生以上高齢者まで約300人が参加したパンつかみ競争の「宝探し」、長い棒を4人一組で持ってポールを回る速さを競うリレー「台風の目」のように小中学校の運動会で定番の競技に高齢者、小学生、親子、男女の枠を超えた「丸山メドレーリレー」など幅広い年齢層も楽しめるようにルールに工夫をこらして開催された。
高齢の町会役員は、主に受付や来賓対応などを担当。若手の子育て世代が器具の運搬や設置、撤去などを担当。それぞれの世代に担当を振り分け多くの町会役員及び関係者が運動会の開催を通じて顔見知りになれるように工夫を凝らした。
同町会は、3754世帯が住む大きな自治会組織。人口にして1万1600人ほどが住民登録しているという。古くから開発されたエリアは高齢層も多く住んでいるが、農家の古家を解体後新築分譲している区画や畑を20区画ほどの分譲にした区画などここ10年以内に入居した世帯も多く、子育て世代の人口も多い。また、鎌ケ谷市の市域の中に「飛び地」として「船橋市」の丸山地区が存在することでも小学校の社会科授業などで注目を集める自治会。
今回の運動会には連絡手段として「回覧板」や「町会掲示板」などを活用。自治会内には7つの事業部がありそれぞれの事業を分担。「運動会」や8月に実施された「丸山夏まつり」7月に開催しているという「丸山文化まつり」などは「文化体育部」が担当している。
「広報部」では、年4回発行する「広報まるやま」を担当。「防災防犯部」では、町内のパトロールを実施。ごみゼロなどを担当する「環境部」、入学祝の幟(のぼり)を立て、出前講座を企画運営している「福祉部」、料理講習会や手工芸講習会を担当する「婦人部」、役員会議などを担当する「総務部」などがある。
「近隣の町会・自治会でも今年は夏祭りや運動会を実施した。法典地区では、特に大規模な夏祭りや運動会を開催しているのですが、感染対策をとり、運営方法を工夫しています。コロナ禍を経て、子育て中の世代が多く参加してるようになったと実感している」と同町会・会長の柳澤保雄さん。