船橋のキッチンカー「しろのはち。」が関東キッチンカーno1決定戦で優勝、開業1周年も合わせて祝福受ける
11/1(火)船橋のキッチンカー事業者「しろのはち。」が関東のキッチンカーナンバー1に
開業1周年も合わせて祝福受ける
船橋市に本拠地を構えるキッチンカー事業者「しろのはち。」(船橋市滝台※事務所の為住所非公開)が10月30日、群馬県邑楽町で行われた「関東キッチンカーno1決定戦」に出場、関東各所から参加した18台を制して頂点に輝いた。
「しろのはち。」は、昨年11月1日に営業を開始したキッチンカー事業者。事業主は、荒井隆明さん(48)。新井さんは、2000(平成12)年に「築地銀だこ」を運営する会社に就職。店舗での勤務を経て、フランチャイズ本部で情報システム部などを経験。2016(平成28)年に退職し、知り合いの飲食店経営者のシステム関係などを手伝い生計を立ててきたが「自分自身でも事業を持っていないと説得力がない」と昨年、キッチンカーを製造した。
11月1日に営業を開始しして、SNSを中心に情報発信を行ってきた。この1年間でInstagramのフォロワー数は約2000人、Twitterは500人超え、LINE公式アカウントの登録者も1000人ほどになった。「しろのはち。」は、「白いキッチンカー」で「真っさらなところから始めた」事業、「たこ」の足が8本なこと、「はちみつ」を使うことなどから命名。
30日に行われた決定戦には、東京都を除いた関東各県からクレープ、チュロス、フルーツサンドなどのスイーツメニュー。ラーメン、ケバブ、スープ、カレー、唐揚げ、牛串など食事系キッチンカーも参加。来場者の投票でナンバー1を決定した。「しろのはち。」は、「開業1年の節目を記念して」チャレンジ、見事優勝を果たした。
通常は、毎週火曜日をスーパーマーケットチェーン「ベルク」3店舗「フォルテ船橋店」(行田1-50-2)、「フォルテ白井店」(白井市根476-2)「千葉浜野店」(千葉市中央区村田町1102)のいずれかの店頭に出店。毎週木曜日を市内二和の押木養鶏所近くで出店している。固定出店の場合は、13時~19時を目安に営業。週末、祝日中心に、近県各地のイベントに出店している。
メニューは、白い生地が特徴のクレープ(400円)と、緑色の抹茶生地クレープ(450円)2種類から生地を選び、トッピングやソース、パウダーなど(各20円)を選択。自分で好みのメニューを完成させるオーダー方法。遠くからでも目立ちやすい白い外観のキッチンカーと合わせ、InstagramなどSNSを中心に利用者が出店情報などを拡散するという。
メニューのほとんどを調理担当の阿部真実さん(22)が考案する。阿部さんは、学生時代のクレープ店でのバイト経験を活かし、「メニューを考えるのが好き」という特技で新メニューを次々と投入。オーナーの新井さんは、接客と現金の受け渡しを担当。調理と接客を分ける事で衛生面と効率化を両立させた。
「飲食店経営はたくさんの事例を見てきた。キッチンカーでの事業スタートは初期投資を抑えて事業開始できるのが利点。女の子が一人でも開業できるスタイルを目指しています」と新井さん。「固定出店には地域の常連さんが足を運んでくださる。イベントでは、SNSを見た方の来店もあってそれぞれに楽しいです」とも。
固定出店の場合の営業時間は、13時~19時を目途に。毎週火曜日は、塚田駅近くのベルクフォルテ船橋店など3店舗で順番に出店。木曜日は二和で出店している。