高根公団にハワイアンカフェ「COCO’s Cafe」、カスタマイズできるスムージーも
11/7(月)高根公団にハワイアンカフェ「COCO’s Cafe」
カスタマイズできるスムージーも
新京成線・高根公団駅近くにハワイアンカフェ「COCO’s Cafe(ココズカフェ)」(船橋市高根台7-12-2、TEL080-7570-3400)が9月8日にオープンし、2カ月を迎える。
同所はかつて「美容室フラット」だった場所だが、10年以上空き店舗となっていた。同所をリニューアルし、ハワイアンカフェをオープンしたのは伊藤郁美さん。「美容室フラット」は伊藤さんの義母の店舗で、今回、伊藤さんは同所を活用して自分の夢を叶えた。
同店は伊藤さんが「ハワイが好きだけど今は気軽に行けない。ハワイのごはんが恋しい。だったら自分で作ろう」という思いでオープン。「23年前、アメリカの大学留学中にハワイを訪れたことが、ハワイを好きになるきっかけだった。ハワイの中でも、旅行者向けガイドブックには載っていなさそうなお店を探して訪ねるのが好きだった」と伊藤さんは振り返る。
白とターコイズブルーを貴重とした店内には、ソファ席1卓、テーブル席2卓、カウンター席とあり、来店客は思い思いに過ごすことができる。BGMにはハワイアンソングが流れる。
メニューは、代表的なハワイアン料理の「ロコモコプレート」(1,200円)、「ガーリックシュリンププレート」「ポキ丼」(各1,500円、いずれもランチタイムはドリンク付き)。ロコモコのハンバーグに使用する肉はビーフ100%で「肉々しい味にしている」というのが伊藤さんのこだわり。パセリなどの調味料は、できるだけオーガニックを使用し、自家製シロップもオーガニックシュガーを使っているという。
「メニューでは『カスタマイズスムージー』(700円)が珍しいと思います」と伊藤さん。「カスタマイズスムージー」は、フルーツと野菜から3種類、ベースとして牛乳やオーツミルクの中から2種類を選び、オリジナルのスムージーを作ってもらうというもの。
フルーツと野菜にはパイナップル、マンゴー、ミックスベリーなどのほか、トマト、アボカド、ほうれん草、ニンジンなども用意する。ベースには、ミルク(牛乳)、オーツミルク、ソイミルク(豆乳)、グアバジュース、クランベリージュース、マンゴージュース、パイナップルジュース、レモネードなど全10種類から選ぶことが可能。「色の組み合わせなどを考えて選ぶのも楽しいですよ」と伊藤さん。
幼いころから船橋で育った伊藤さんは学生時代にさまざまな飲食店でバイトをしてきた。高校時代にはふなばしアンデルセン公園内にあるジェラート店で、その後は当時大穴にあった「地産工房 KAN(漢)」での勤務経験も。そのため、今回の開業にあたり、ジェラート店(現在の「アルトポンテ」)店主・高橋裕武さんや「KAN」のマスター・中村修さんからアドバイスももらって開業にこぎつけたという。
同店では「アルトポンテ」のジェラートも提供するほか、パンケーキ、軽い風味が特徴のハワイアン揚げドーナツ「マラサダ」(180円~)も扱い、伊藤さんの母・中村和子さんも共にキッチンに立つ。
「ハワイの空気を感じていただき、ゆっくりと過ごしにいらしてください」と伊藤さんは微笑む。
営業時間は10時30分~20時、19時30分ラストオーダー。火曜、第2・4水曜定休。