今年最後の船橋市場営業日に多くの人出、マグロやカニ、タコなどを買い求める人でにぎわう

  2022/12/30
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以下は 1 年前に書かれた内容です

12/30(金)今年最後の船橋市場営業日に多くの人出

マグロやカニ、タコなどを買い求める人でにぎわう

 船橋市地方卸売市場(船橋市市場1-8-1)の年内最後の営業日となった12月30日、場内は早朝から多くの買い物客でにぎわいを見せた。

 同市場ではこれまで、より多くの一般客にも利用してもらうために、「市民感謝デー」や「楽市」、夏の終わりに行う「盆踊り」、11月に開催する「船橋市農水産祭」などを開催し、一般市民に対しても積極的にアピールしてきた。その結果、同市場を利用する一般市民が年々増え、今年も年末年始に向けた買い物をする客が大勢来場した。

 早朝4時頃から徐々に来場者が増え、駐車場も混み始めていたが、警備員の誘導で比較的スムーズに駐車している様子が見られた。9時頃になると、店舗によっては店じまいをしている店舗もあったが、鮮魚などを扱う「水産棟」、食堂や食料品などが並ぶ「関連棟」では列を成しているところもあった。

 関連棟の食堂で海鮮丼を食べてから買い物に来たという女性2人は「初めて来ましたが活気があって楽しい。マグロやタコを買いました」と笑顔で話した。また、10年以上通っているという70代の主婦は「関連棟でお肉を買って、水産棟でマグロを買うのが恒例になっています。新鮮なものが買えるのは毎年うれしい」と話した。

 来場者にはマグロやカニを購入する人も多く、「マグロの解体も見られた」と話す来場者も。市場に頻繁に訪れているという男性は「マグロは混み合う年末を避けてクリスマス近くに購入して、家で冷凍保存してある。今日は予約していた蕎麦を取りに来た」と話した。「マグロの中落ち、ホホ肉、中トロ、大トロといろんなマグロを購入した。食べ比べるのが楽しみ」と話す男性も。

 祖父の代から営業しているという「石川水産」の代表・石川美祐さんは「いろいろなイベントや土曜日を開放するようになってから一般のお客さんも増えましたね。今年は去年よりお客さんが多くて、朝の4時過ぎから次々とお客さんが来てくれました」と笑顔で話した。「価格は最近の状況で上がってるものもありますが、昨日からお客さんも多くてうれしいですね」と話す市場関係者も。

 新年は1月5日からの開市となる。

  • 市場内の様子

  • 市場ならではの商品も

  • 食堂に並ぶ買い物客ら

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