「第13回中山のおひなまつり」始まる、法華経寺と商店会・町会が一体となった一大イベント
2/24(金)「第13回中山のおひなまつり」始まる
法華経寺と商店会、町会が一体となった一大イベント
船橋市中山地区で2月18日、「中山のおひなまつり」が始まり、3月5日までの期間、下総中山駅から中山法華経寺とその周辺までの地域が、ひな祭り一色となっている。
主催は中山まちづくり協議会で、市川市と船橋市にまたがる地域の住民らが一体となって開催する恒例のイベント。今年で13回目を迎える。
法華経寺や周辺の寺社をはじめ、中山地区の商店会の約70カ所で七段飾りやつるし雛などのひな人形を展示。参加するのは、下総中山駅から黒門までの中山商店会(船橋市)と黒門から法華経寺までの中山参道商店会(市川市)、同じく市川市若宮の若栄会の3つの商店会、さらに駅南側の本中山飲食業組合など。
法華経寺のひな人形は七段飾りだけで15セットが設置され、法華経寺周辺にある安房神社や奥之院、清華園でもいくつもの七段飾りが展示されている。中山まちづくり協議会の松丸容理子さんは「おひな様の飾りつけは何十人も集まって一日がかりで行うたいへんな作業。中山町会をはじめ、地域の皆さんの協力をいただいている」と話した。壮麗な社殿や本殿の中に飾られたひな飾りの独特の雰囲気も見どころの一つとなっている。
ひな人形の展示以外にも、ビスタ(中山堂)でのミニコンサート、紙細工でおひな様を作るワークショップ、紙芝居や読み聞かせ、神田松麻呂さんの講談、おひなさまツアーなど、たくさんのイベントが実施される。
好天に恵まれた初日には、多くの見物客が訪れていた。法華経寺発祥の地である奥之院では恒例となったソプラノ歌手・竹内伶奈さんによるコンサートが行われ、同寺境内では「櫻川流かっぽれ」も披露された。
また、初日にはJR下総中山駅ほか10カ所の文字を書き込んだ用紙を参道商店会ブースに持って行くとプレゼントがもらえる「文字探しラリー」も実施された。同ラリーは2月25日にも行われる。
期間中には、帝京大学小笠原ゼミによる中山フォトコンテスト、お絵描きコンテストが実施され、優秀作品には賞品が授与される。さらに、各商店会の参加店舗では特別一品セールとして、割引サービスが受けられるという。
開催は3月5日まで。問い合わせは、おひなまつり部会長杉山さん(TEL 090-5522-2521)まで。