桜の時期の船橋市内イベント開催へ、自衛隊「桜まつり」と御瀧不動尊で習志野駐屯地で「高野太鼓&お瀧ソーランまつり」
3/21(火)桜の時期の船橋市内イベント開催へ
自衛隊「桜まつり」と御瀧不動尊「高野太鼓&お瀧ソーランまつり」
これまで桜の時期のイベントとして市民に認識されている春のイベント、自衛隊習志野駐屯地(船橋市薬円台3-20-1)での「桜まつり」と、御瀧不動尊(金杉6-25-1)での「高野太鼓&お瀧ソーランまつり」が4月2日、それぞれ開催される。
自衛隊習志野駐屯地創立記念行事
自衛隊習志野駐屯では、今年、創立72周年および第1空挺団創立65周年を記念した創立記念行事が開催される。
自衛隊習志野駐屯地は、普段は一般に開放されていない場所だが、年に数回、誰でも入場できるイベントを開催している。大きなイベントとして、夏は花火大会、年始に「降下訓練はじめ」、春は「桜まつり」と称した行事が行われてきた。
同所に拠点を置く「第1空挺団」は、日本で唯一の落下傘部隊であり、陸上自衛隊の精鋭部隊といわれている部隊である。今年の開催がSNS上で公開されうと、自衛隊ファンらによる「待ってました!」との声が多くつぶやかれた。
春の「桜まつり」は5年ごとに創立記念行事として開催され、創立記念行事では、祝賀式典をはじめ、観覧行進や降下訓練の展示、資料館である「空挺館」などが見学可能となる。
5年前、2018年に行われた前回の創立記念行事では、「空神士魂太鼓」の演奏、地上戦の模擬訓練の披露、落下傘部隊の降下訓練の展示、約2000人といわれる習志野駐屯地の隊員によるパレードも行われた。
前回の来場者数は同施設・広報によると、来賓を含め来場者は4,369人。来場者の中には、家族連れや若い女性同士での来場者の姿も多く見られた。
会場は落下傘訓練塔周辺の広場で、敷地内には模擬店の出店や関連グッズの販売店舗なども軒を連ね、5年前の記念行事では、その周りでレジャーシートを広げてお祭り気分を味わう家族も。
同施設での3大行事に毎年来ていると話していた参加者によると「春の一般開放が一番人が少なくて、子連れでも来やすい」との声もある。
来場に関して空挺団広報室から、車での来場は招待者のみとなるため公共の交通機関の利用を呼びかけている。なお、徒歩、自転車、オートバイで来場の場合は、成田街道沿いの正門からの入場のみ。入り口で手荷物検査が実施される。
開催時間は4月2日、10時~15時30分。悪天候の場合は、行事の一部または全てが中止となる場合もあり。
関連サイト:
https://www.mod.go.jp/gsdf/1abnb/
4年ぶり開催「高野太鼓&お瀧ソーランまつり」
現在、桜が見頃を迎えている御瀧不動尊では、4年ぶりに同まつりが開催される。
同祭りの会長を務めるのは大久保春雄さん。市内高野台に住む大久保さんは、子ども和太鼓団体「高野太鼓」を主宰する。子どもたちに発表の場を作り、地域活性化を図ることが目的で、最初は10人ほどで始めたというが、東日本大震災後は、復興支援のためにも募金活動を通して、また「復興太鼓」として被災地復興への思いを太鼓にのせて、開催を続けてきた。
2019年の開催では、市内の和太鼓チーム4団体、よさこいソーラン7団体、御滝中学校管弦楽部、ばか面踊り交流会で、総勢300人以上がステージに立ち、会場を盛り上げた。今年は和太鼓チーム5団体、御滝中管弦楽部、ばか面踊り交流会、よさこいソーラン5団体が参加予定。
開催時間は10時20分~15時20分。雨天中止。
いずれのイベントも入場無料。