和食器店「三山ウツワヤマワ」が「三山祭(ミヤマツリ)」、近隣の12店舗が参加
3/30(木)和食器店「三山ウツワヤマワ」が「三山祭(ミヤマツリ)」
近隣の12店舗が参加
昨年創業20周年を迎えた「三山ウツワヤマワ」(船橋市三山8-1-2)が3月25・26日、「三山祭(ミヤマツリ)」を開催した。
「20周年の記念になることをしたい」と店主の渡部義秋さんが近隣の店に声をかけたことがきっかけで始まった同イベント。1回目となる昨年が好評だったことから、今年も開催が実現。12店舗が参加し、三山にある豆腐店やコーヒー店などがセールやワークショップを行った。
茶わんや大皿、マグカップ、箸置き、子ども用の食器など普段使いからおもてなし向けといった器が豊富にそろう「三山ウツワヤマワ」の店内は、子ども連れや主婦でにぎわいを見せた。店頭では同イベント開催中限定で移動花店「florisr FLYERS」がリースやブーケなど花を販売した。
カバン店「B3 JAM」(三山8-1-5)では、蝋引きバッグを作成するワークショップを開催。参加者は、コーヒー店「Hatch Coffee Roastery」の紙袋と蝋引きバッグ作り体験がセットになった「ワークショップセット」を購入し、実際にトンカチを使って持ち手をつけるなどの体験を行った。店主の鎌塚さんは「参加してくださった方はトンカチを握るのも非日常的で新鮮だと喜んでくれた」と話した。
「三山ウツワヤマワ」の渡部さんは、「あいにくの天気だが多くの方に来ていただいてありがたい。三山の町にはいいお店がたくさんある。三山祭を開催することで、三山にはこんなお店があるんだという発見になり、町を盛り上げるきっかけになればうれしい」と話し、「今後は年2回ほど開催したい」とも続けた。
昨年に続き、今年も三山祭が開催されることを知って来店したと話す70代女性は、「三山ウツワヤマワはとにかく器の種類が豊富。料理を盛り付けるのが楽しみになるものばかりで、お気に入りのお店です。贈り物にもよく購入します」と笑顔で話した。「コッペパンを買ったり、植物を買ったり、それぞれの店で楽しめました。町が活気づいてうれしい」と話す来場者も。