高根木戸にあった「コミュニティカフェあいりす」が高根公団に移転、座敷付きで赤ちゃんからシニアまで
5/4(木)高根木戸にあった「コミュニティカフェあいりす」が高根公団に移転
座敷付きで赤ちゃんからシニアまで
新京成線・高根木戸駅近くで営業していた「コミュニティカフェあいりす」が5月4日、高根公団駅から徒歩5分「船橋さくらテニスクラブ」横(船橋市新高根4-17-1、TEL070-1183-1817)に移転オープンした。
同店は2021年、船橋市出身でソーシャルワーカーとして勤務する田鎖(たぐさり)暁子さんが「さまざまな背景を持つ人が、近所の親戚の家に行くような感覚で気軽に来て話ができる場所を提供したい」という思いで高根木戸駅近くでオープン。
「コミュニティカフェが移転するというのはチャレンジでもありました。せっかくできたコミュニティがあるので、地域の人たちが移転先でも通える場所を探しました」と話す田鎖さん。オープン日には常連客で店内は満席になっていた。
約30坪の店内は座敷とカウンター席も備える。カウンター6席、座敷には6人掛けが2卓。供メニューは以前と変わらず、日替わり定食(600円)やピザトースト(400円)、アップルパイ(300円)、コーヒー(300円)、ハーブティー(300円)など。肉や魚を使わない「菜食膳」(1,100円)も用意する。また、とろみをつけたり刻んで介護食として提供するなど、必要に応じてさまざまに対応。アルコール類も提供し、クラフトビール(500円)、瓶ビール(600円)、ウイスキー(水割り450円、ロック・ストレート800円)なども用意する。
弁当の配達にも対応し、前日までの予約で平日の配達にも対応。注文の量によって、受けられる数が変わる。
以前から行っていた「子ども食堂」も引き続き毎週水曜12時~19時に開催し、水曜日は中学生以下の子どもは無料でカレーが食べられる日となる。大人参加の場合は協力費500円。5月5日だけ、金曜日だが特別に「子ども食堂」を開催するという。
以前から、認知症や介護についても気軽に話ができる場としても利用されていたことから、7月からは隔月で介護などについての講話イベントの開催場所にもなる予定だとも。
「以前と変わらず、いろんな人がここで出会って、仲良くなってくれる場でありたいです。昼でも夜でも、ふらっと思い立って立ち寄っていただければ」と田鎖さんは優しく微笑む。
営業時間は11時~20時。弁当配達時は閉まっていることもある。日曜定休。