船橋出身のアーティスト「703号室」、NHK歌番組出演を松戸徹船橋市長に報告

6/1（木）船橋出身のアーティスト「703号室」の岡谷柚奈さん

NHK音楽特番出演を松戸徹市長に報告

　船橋市出身のシンガーソングライター「703号室」岡谷柚奈さんがNHK音楽特番「Live 君の声が聴きたい」（5月12日放送）出演を報告するため5月25日に船橋市役所を訪問、松戸徹船橋市長を面談をした。

　市内では出演者情報の公開後、関係者や経営者のSNSグループで拡散され、市内飲食店経営者の中には店内全てのモニターをNHKに合わせ店中で応援する様子もみられたという。

　「703号室」は、岡谷柚奈さんが専門学校在学時に同級生2人と一緒に立ち上げたバンド。2020年に公開した「偽物勇者」は2000万回以上再生され話題を呼んだ。TikTok公式アカウントでは288万人を超えるフォロワーがついている（2023年6月1日時点）。

　同バンドはメンバーの専門学校卒業と同時に岡谷さんのソロ活動にシフト。「偽物勇者」が話題になり始めたタイミングでのコロナ禍到来、ライブなどリアルな活動が制限された。

　岡谷さんは松戸市長との対談で「コロナで卒業式を行う事が出来なかったこと」「ライブ活動が制限されたこと」についてふれ「音楽や自分と向き合う時間をとることができ、創作に時間をかける事ができた」と当時を前向きに見つめる発言。

　また、岡谷さんの音楽のルーツが幼少の頃始めた「西船橋子どもミュージカル」だったこと。中学生で音楽を始めた時、地元アーティストの先輩・声松優一（当時は小松優一）さんから歌や音楽の基礎を習ったことなど船橋での思い出を振り返った。

　活動初期から応援してきた松戸市長は、船橋グランドホテルに常設されたステージについても話をむけた。

　同社代表の皆川祥延さんがラウンジスペースに手作りステージを用意。市内で活躍するアーティストが定期的に演奏する場を提供し熱心に応援してきたことなどを振り返った。

　また、岡谷さんは市内経営者団体「千葉県中小企業家同友会船橋支部」が宴会などの場で歌う機会を作ってくれたこと、ライブの際には率先してチケットを購入し、経済界や社内で広めてくれたことなどを振り返り「船橋で良い大人に育ててもらった」と感謝を口にした。

　今後について「子ども達と触れ合い、子ども達がどんなことを考えているのか聞く機会を持ちたい」と地域への還元などについても胸の内を語った。

　面談の後半には「アコースティックとエレキだとどっちが得意？」「韻を踏んだ曲があるけど、テンポがよくって好き」など松戸市長は音楽好きな一面を見せ、岡谷さんにたくさんの質問を投げかけた。

　現在は、芸能事務所「オフィスウォーカー」に所属。この日は事務所の社長・岡本伸章さんやマネージャー、実母の佳代さんと市役所を訪問した。

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  松戸市長、岡谷さんと事務所の社長

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  楽しそうに思い出を振り返る松戸市長

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  6月7日発売のCDを手渡す岡谷さん