船橋・三咲の「森興業」が子ども食堂「森の食堂」をスタート、誰でも気軽に集える場の提供を目指して

  2021/11/16
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以下は 3 年前に書かれた内容です

11/16(火)船橋・三咲の「森興業」が子ども食堂「森の食堂」をスタート、

誰でも気軽に集える場の提供を目指して

 基礎工事などを請け負う「森興業」(船橋市三咲3-7-45、TEL 080-3711-5391)本社前で、11月14日、子ども食堂「森の食堂」が本格始動し、家族連れなどでにぎわいを見せた。

 子ども食堂とは、地域の人たちがボランティアで集まり、多世代交流の場ともなっている食堂。同所では10月10日にプレオープンを終え、11月14日に本格始動となった。コロナ対策からテイクアウトのみの対応とし、本社前の駐車スペースを使ってカレーやからあげなどを提供した。提供料金は大人300円、子ども50円。来場者は検温とアルコール消毒、名簿記入などを行い、13時ごろに配布を終えると、今回の提供数は131食だった。

 同社代表の森哲也さんは、市内で土木工事、不動産、障がい福祉サービス、保育所など7つの会社を経営。市内の子ども食堂を手伝い、自社で始める準備を進めてきたという。

 「森の食堂」のリーダーは、森さんが代表を務める関連会社「越後屋」専務の山内正和さん。元々料理が好きだという山内さんは、中華料理屋で働いた経歴もあり、30代で調理師免許も取得。地域の祭りなどで焼きそばをよく焼いていたことから、子ども食堂の手伝いに呼ばれる機会もあったという。「自分たちが作る料理で、みんなを笑顔にしたかった」と笑顔で話す山内さん。

 「森の食堂」は森さんの名前と、自然な空間の中で笑顔になれるコミュニティーの場を作りたいとの思いから、名付けたという。

 森さんは「私自身が視覚障がいをもっています。地域の人をはじめ、障がいを持つ人の場作りをしたかった。食べに来るのはもちろん、今日もボランティアとして視覚障がいを持つ人が働きに来ています」と話す。

 同日は26人のボランティアにより、カレー弁当が提供された。「子ども食堂を始めるにあたり、地域のさまざまな企業のサポートがあり本当にありがたかった」と話す山内さん。企業から提供された菓子や皿などが配布され、喜ぶ子どもの姿が見られた。「この弁当を持って今から公園にいきます」と笑顔で話す来場者も。

 「ふなばし子ども食堂ネットワーク」のメンバーであり、高根台で子ども食堂「おむすび食堂」を運営する及川恵さんは、「カレー131食の提供は、市内の子ども食堂の中でも最大の数。素晴らしい。チームワークもよく、とてもいいチームですね」とボランティアの人たちにあいさつをした。

 「来月はライオンの歯磨きの紙芝居を行う予定。子どもたちはもちろん、どなたでも集える場所にしたい」と山内さんは笑顔を見せた。

 開催日は毎月第2日曜日、12時〜無くなり次第終了。

  • カレー弁当には唐揚げなども

  • 屋外で、カレーや菓子を受け取る様子

  • 企業提供の皿や菓子も配布された

  • ボランティアが力を合わせ、大鍋で作ったカレー

以上は 3 年前に書かれた内容です
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