豊富小学校創立150周年記念でバルーンリリース、空高く上がる風船に児童が歓声

  2023/6/21
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6/21(水)豊富小学校創立150周年記念でバルーンリリース

空高く上がる風船に児童が歓声

 船橋市立豊富小学校 (船橋市豊富町1)が今年創立150周年を迎えた記念行事として、6月20日、全校児童と教職員、保護者らによりバルーンリリースが行われ、約600個の風船が空に舞った。

 昨年4月の段階で、バルーンリリースは2024年1月に実施する計画だったが、今回、急遽今年6月の開催となった。理由としては、昨年4月に決定した直後、世界的なヘリウムガスの供給不足により予定が立たない状況になったものの、今年5月、関連業者から「ヘリウムガスの供給が可能になった」との連絡を受け、急遽開催することになった。

 創立150周年記念事業実行委員をはじめ、保護者により準備された風船が児童に配られると、計画委員の太田樹利くん(小6)が「豊富小学校の長い歴史をこれからも受け継いでいきましょう」と挨拶。次いで実行委員長の石井勝也さんが「豊富小学校の誕生をバルーンで祝って下さい。皆さんの夢と希望も合わせて飛ばして下さい」と全校児童に呼びかけた。

 児童らは1人3個ずつ風船を持ち、山岸恒孝校長のカウントダウンで一斉に空へ放つと大感声が上がり、生徒たちは風船が見えなくなるまで手を振り続けた。「さようなら~! また会おうぜ!」と叫ぶ児童の声も聞かれた。

 豊富小学校は1873(明治6)年5月11日に金堀竜蔵院に開校。その後、名称の変更、小学校や市町村の統廃合などを経て、船橋市が今日の基礎となった1954(昭和29)年4月1日に名称が現在の船橋市立豊富小学校となった。

 同校の創立150周年記念事業として、5月26日には全校生徒が校庭に並んで「150」の数字を描き航空写真を撮影。11月18日には記念式典を行い、今日のバルーンリリースを表紙にした記念誌を発行予定である。

 同小学校の児童数は現在144人、各学年1クラスの編成。周辺には農地が広がり、地域ならではの農業体験が行われている。永富善浩教頭は「全校児童でのサツマイモの栽培や収穫祭、5年生の米作り、3年生の梨収穫、1年生のニンジン収穫など保護者の農家さんの協力をいただき実施しています」と話した。

 保護者の石井さんと鈴木さんは「うちは4代、豊富小出身です。PTA会長の鈴木明道さんは元同級生」と笑顔を見せた。山岸校長は「生徒の8割以上は父母のどちらかが同校出身者なのは他の学校にない特徴では」と話した。

  • 実行委員と保護者らによって準備された風船

  • 実行委員長の挨拶

  • 風船をテントの中で順番に手渡し

  • 空高く上がった風船に手を振る児童たち

以上は 1 年前に書かれた内容です
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