高根台地区社協主催の「DAIYON(だいよん) *Cafe」にネイリスト、現役ネイリストが地域住民にネイルアートを提供
6/27(火)高根台地区社協主催の「DAIYON(だいよん) *Cafe」にネイリスト
現役ネイリストが地域住民にネイルアートを提供
高根台公民館(船橋市高根台1-2-5)の1室で6月27日、高根台地区社会福祉協議会(以下、高根台地区社協)による「DAIYON*Cafe(だいよんカフェ)」が行われ、今回、初めてネイリストも参加し、希望の参加者にネイルアートを提供した。
同カフェは高根台地区社協が毎月第4火曜日に開催しているもので、開催日にちなんで、この店名にして活動しているという。今年になってこの事業を始め、今回が4回目の開催。1杯200円で菓子とコーヒーが付き、参加者同士が気軽におしゃべりをすることを中心としている。地区社協のスタッフ・青山さんは「少しずつ参加者も増えて内容も充実してきた。今回はネイリストの『ねねさん』がボランティア参加してくれた。予約枠の午前・午後各4人は早々に埋まりました」と話す。
ネイルアートを提供したねねさんは、母親がボランティア活動など、積極的に地域関わっている人だという。ネイルが初めてだという人にもやさしく話しかけながら作業を進め、ネイルが完成に近づくとだんだん参加者の表情が輝いていた。「心が元気になっているのが見えて、自分もうれしい」とねねさん。
50代女性の参加者は、「10年程前にここへ引っ越してきた。便利で生活しやすいが、地域へのなじみは限定的だった。今回ネイルに誘われて初めて参加してみたが、楽しいし、地域の情報を気軽に教えてくれる。これからは積極的に参加したい」と笑顔を見せた。
参加対象者は高根台1丁目から6丁目の住民約1万6千人。「年齢や仕事、生活のリズムの違う人たちを一つにまとめることはむずかしい。まずは気軽に立ち寄っていただき、地域の打ち解けたコミュニケーションの手段になればいい」と青山さんは話す。
前会長から会長を引き継いで1年になる同地区社協会長・石川隆さんは「『笑顔とありがとうのあふれる町』をモットーに活動している。笑顔のためには何でもしたい。私たちはこのほかにも、高齢者が集まって食事とお茶と健康体操をするミニデイを3カ所で月1回実施し、健康マージャンは毎週、ボランティア講座に落語を付けた、笑いのある講座などを実施して、地区の皆さんの融和と健康増進を図っています」と話した。