八栄小学校近くの夏見に「海老川珈琲」、手間暇かけたコーヒーとプリンを提供
6/28(水)八栄小学校近くの夏見に「海老川珈琲」
手間暇かけたコーヒーとプリンを提供
八栄小学校近くの閑静な住宅街に「海老川珈琲」(船橋市夏見2-30-3、TEL047-422-1639)が5月4日にオープンし、間もなく2カ月を迎える。
オーナーの後藤慎治さんは船橋生まれ、船橋育ち。店名について「船橋といえば海老川。船橋の歴史や住民の生活と深く結びついた海老川にちなんで名付けた」と話す。
もともと後藤さんの両親が住んでいた二世帯住宅の1階部分を店舗として使い、後藤さん自身で焙煎したコーヒー豆を使った喫茶店をやりたいと思い、開店することにしたという。
「テーブルやチェアは、お気に入りの古道具屋へ夫婦で通い、4~5年かけて収集した。昭和な雰囲気の店内にマッチするように手を加えた」とこだわりを話す。
約9坪の喫茶スペースは4人掛けテーブル席が2卓、2人掛けテーブル席が2卓、座敷の4人掛けテーブルや1人掛けソファが1脚あるほか、庭にも4人ほどが座れる縁側スペースもあり、全部で21席を用意。店内には季節の花やグリーンが多く飾られ、昭和レトロな雰囲気の家具と調和した落ち着いた空間になっている。縁側スペースは、丁寧に手入れされた植栽を見ながら過ごすことができる。
メニューは後藤さんオリジナルブレンドの「温かいコーヒー」(550円)、「冷たいコーヒー」「デミタスコーヒー」「温かいミルクコーヒー」(各600円)、「冷たいミルクコーヒー」(650円)を用意。全てプラス300円でプリンセットにできる。プリンは単品(500円)もあり、「お子さまジュース」(リンゴ、みかん各300円)なども。
コーヒーもプリンもテイクアウト可能。6月25日から自家製梅シロップの各種ドリンク(400円)もスタートした。犬の散歩中に立ち寄ったり、出かけた帰りにテイクアウトする利用客も多いという。
コーヒー豆の自家焙煎は、オリジナルブレンドの豆を2時間以上かけて焙煎。プリンも後藤さんの手作りで、カラメルソースができあがるまでじっくりと時間をかけ、その間ずっと見守り続けているという。
「コーヒーもプリンも効率に合わないかもしれませんが、手間暇かけたものでおもてなしをして、お客さまに楽しんでいただきたいと思っています。人通りの少ない静かな住宅地ですので、昭和な雰囲気の中で居心地の良い空間で過ごしてもらえたら」と話した。
日曜のみ営業。営業時間は10時~17時。