船橋の「REDA舞神楽」がよさこい日本一、千葉県勢初となる快挙を松戸市長に報告
7/1(土)船橋の「REDA舞神楽」がよさこい日本一
千葉県勢初となる快挙を松戸市長に報告
船橋のよさこいチーム「REDA舞神楽(れだまいかぐら)」が6月7日から11日まで札幌市で開催された「第32回YOSAKOIソーラン祭り」でYOSAKOIソーラン大賞の初受賞を報告するため29日、船橋市役所(湊町2-10-25)を訪問した。
今回の訪問は2015(平成27)年に準大賞を受賞 して以来8年ぶり。この日、総代表・吉村朗(あきら)さんをはじめメンバー20人が衣装を身にまとい、松戸徹船橋市長に報告した。
マスク着用なしでの開催は2019(令和元年)年以来、4年ぶりとなり、国内外から約240チームが参加した。「REDA舞神楽」は16才から81才の総勢約130人が参加した。
吉村さんは「コロナ禍も重なりこの8年で50代以上のメンバーが激減、何としても早いうちに大賞を取りたかった」と今回の大会に懸ける思いを話した。
セミファイナルでは2位だったチームがファイナルで逆転し大賞に輝いたのは大会初の快挙。千葉県初の大賞受賞とダブルでの快挙達成。
松戸市長は「地元で長く活躍されていて、ファンがとても多いチーム。幅広い年齢の方が参加して日本一はすごい。市としても大きな喜び」と褒めたたえた。
今回のテーマである「magma」(まぐま)は「自分を鼓舞し、コロナで苦しい思いをしているみなさんへの応援歌」と振付などを担当する総合プロデューサーの岡元邦治さん。
「コロナになって鏡に映る無気力な自分の顔を見て、『このままで終わるか!』という思いが沸き起こり『自分よりも苦しい思いをしている人にもこの思いを届けたい』と気持ちを奮い立たせた」と振り返る。
神輿のぶつかり合いなどの激しいシーンもあり躍動感あふれる演出で、後半の赤い法被への衣装替え、赤い大旗、大道具の赤富士が高い評価を得た。
REDA舞神楽は2,000(平成12)年に10人でスタート。今では約140人の大所帯になり幅広い年齢層が活動している。メンバーは女性が多く50才以上は約4分の1。
チーム名の「REDA」とはギリシャ神話の白鳥座の神様の名前「LEDA」をローマ字読みにしたもので船橋市の形が白鳥に似ていることに由来している。
吉村さんは「練習会場の確保に苦労しているが今まで多くの方のご理解、ご協力でやってこれた」と感謝の気持ちを表した。
「よさこいの魅力は、踊りがうまい、下手ではなく、気持ちを前に出して踊り、がむしゃらな人の生きざまがでるところ」と岡元さん。
メンバー最高齢の松本善子さんは、「体が痛いことがあっても、よさこいは何も考えずに馬鹿になれるのが楽しい。大人の部活です」と笑顔があふれる。
「REDA舞神楽」は7月2日の「エビスきたなら祭り」(北習志野)でよさこいを披露予定。同チームについての問い合わせはホームページ( http://yosakoi.redamaikagura.jp/ )から。