「小室フェス」が初の春開催、船橋北部地域の店や団体など26のブースが集結
4/1(月)「小室フェス」が初の春開催
船橋北部地域の店や団体など26のブースが集結
北総線小室駅から徒歩約4分のところにある小室公園(船橋市小室町3313)で3月24日、「第4回小室フェス2024桜」が開かれ、約2000人の来場者でにぎわった。
小室地区9つの町会や自治会から選出されたメンバーから成る「小室フェス実行委員会」が主催する同イベント。これまで夏や秋に開催してきたが、春の開催は今回が初。実行委員の伊達禎之さんは「地域の皆さんと一緒に桜を楽しみたかった」と話す。
会場には、海鮮専門店「モンスターフード」や喫茶店「小室の茶屋」の模擬店、福祉施設「光風みどり園」の花苗販売、路線バス運行を支援する住民団体「生活バスちばにう友の会」によるワークショップ、就労支援施設「ふなばし工房」による焼き菓子販売など、船橋北部地区の店や団体が多く並んだ。
白いクレープ「しろのはち。」や石焼き芋専門店「焼芋屋きんちゃん」など市内を中心に出店しているキッチンカーも集まり、総勢26の出店者でにぎわった。さらに印旛明成高校吹奏楽部による演奏がイベントを盛り上げた。
桜の開花の遅れのため、公園内の桜を撮影する「桜フォトラリー」は中止となったが、会場内には桜の背景を設置した「バルーンフォトスポット」を用意。多くの人がカラフルな風船を手に持って記念撮影をする姿が見られた。
来場者からは「友人と一緒においしいものを食べることができた」「公園で遊びながらお祭りも楽しむことができた」などの感想が聞かれた。
「桜の開花が遅れたのは残念だったが、思った以上の人出だった」と伊達さん。「回を重ねるごとに、模擬店を手伝いたいという地域住民が増えている。一緒に楽しみたいというつながりが広がっているのを感じる。意欲的な若手が多いのが小室の強み」と誇らしげに話す。