坪井のチアリーディングクラブ「SKEWES(スキューズ)」の2チームが全国優勝、世界大会では3位に
7/8(土)坪井のチアリーディングクラブ「SKEWES(スキューズ)」の2チームが全国優勝
世界大会では3位に
坪井公民館(船橋市坪井町1371)を中心に活動している「ふなばしチアリーディングクラブSKEWES(スキューズ)」から2つのチームが全国選手権大会で優勝、またアメリカで開催された世界大会で3位になったことが分かった。
同クラブは、地区予選で一定の点数を超えたチームのみが出場できる大会に、全チーム地区大会1位で通過し、3月25日に開催された全国大会「USA All Star Nationals(オールスターナショナルズ) 2023」に出場。高校生も出場できる「シニア編成チアリーディング部門 レベル2 スモール」と小学生以下で構成される「ユース編成チアリーディング部門 レベル1 ミディアム」の2部門に参加した2チームがそれぞれ優勝した。中学生以下で構成される「ジュニア編成チアリーディング部門 レベル3 ML」は2位となった。
また、4月27日、28日にはアメリカのオーランドで開催された、チアリーディング界で世界最高峰の大会「2023 The Summit Championship」のインターナショナルの部に出場し「U16 LEVEL2」の部門で、33チーム中3位を獲得した。
同チームは、市立船橋高校出身で日本体育大学チアリーダー部時代に日本一になった経験を持つ中川陽子さんが、2009年に結成したチアリーディングチーム。坪井公民館を拠点に活動し、3歳から中学3年までの約60人が活動している。
チームを引っ張ってきたメンバーがコロナ禍で抜けて、海外経験もない下級生がいきなり上級生になって昨年の世界大会に出たという同チーム。「3年前に上に乗るっていた人(フライヤー)が下で持ち上げる人(ベース)になり、2022年の4月は経験のないポジションで始めたため、ほとんどのメンバーが自信持って演技をすることができず活気がありませんでした」と振り返る中川さん。
「1年かけていろいろな大会に出場し、今年3月の全国大会で優勝。そのあとの別の大会でも優勝して、少しずつ自信が持ててきた感じがします」とも。
今回の世界大会では予選6位、ファイナル3位に。「予選では思ったような評価がされず、急きょファイナル前に構成を変更して早朝から練習をして疲れていましたが、子どもたちの演技は最高で、よくがんばったと思います」と話す。
「出場したメンバーは、本場のチアリーディングの規模の大きさや、またチャレンジしたいという思い、6位から3位に上がった手ごたえに自信を持って帰ってきたようにも思います」とも続けた。
チームとしての目標は、2年後の同じ大会に再挑戦することだという。「今回のメンバーがそのまま続けてくれて再挑戦できれば、『今度は絶対優勝する』という強い気持ちを持って練習に取り組めるので、今回よりも高度な技を入れて構成して上を目指していきたい」と意気込みを話した。