市内硬式野球チーム「船橋リトルリーグ」の2チームが全国大会へ 、2チーム同時は創部以来初の快挙

  2023/7/17
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7/17(月)市内硬式野球チーム「船橋リトルリーグ」の2チームが全国大会へ

2チーム同時は創部以来初の快挙

 市内硬式野球チームの「船橋リトルリーグ」の2チームが「全日本リトルリーグ野球選手権東関東連盟大会」「MLB CUP 2023関東代表選考会」でそれぞれ優勝し、全国大会に出場することが決まった。

 同チームは小学生を対象とした50年続く市内唯一の硬式野球チーム。二和グラウンド(船橋市二和西2-1)と鈴身グラウンド(鈴身町415)を練習拠点とし、メンバーは市内の小・中学校だけでなく八千代市や鎌ケ谷市などからも参加している。

 リトルリーグとは、アメリカ合衆国発祥の少年少女を対象とする硬式野球のリーグ。アメリカと同じクラス分けとなり、幼稚園年中(5歳)〜小学3年8月までの選手が所属し、ティーボールという柔らかいボールを使う「ジュニア」、小学3年9月~小学5年8月までの「マイナー」、小学5年9月~中学1年8月までの「メジャー」クラスに分かれている。

 メジャーは、5月28日~6月18日に開催された「全日本リトルリーグ野球選手権東関東連盟大会」で、マイナーは6月24日・25日に開催された「MLB CUP 2023関東代表選考会」でそれぞれ優勝し、全国大会出場の切符を手に入れた。「マイナー」は2年連続、「メジャー」は11年ぶりの全国大会出場となり、2チームが同時に全国大会に出場するのは創部以来初の快挙となる。

 メジャー監督の中川喜嗣(よしつぐ)さんは、「去年は負け続けたチームだがこの1年で急成長した」と話す。「目標を設定したことで、選手全員が『全国に行く』という強い気持ちを持ち意識が変わり、練習する姿も明らかに変わった。『限界をつくならい』という理念のもと、『君たちが主役』と伝えながら、選手らのモチベーションが上がってきた」とも。

 メジャーのメンバーは15人だが、中学1年の4月~7月生まれの選手は出場できないため、10人で戦った。東関東連盟大会では、10 チームによるトーナメントでこれまでなかなか勝てなかったチームにも勝利し、決勝戦で竜ケ崎リトルリーグと対戦。10-0 の完封で優勝し、全国大会の切符を手に入れた。

 現在中学1年生のキャプテン・鈴木新大さんは「体づくりのために、ごはんは400グラムは食べるようにしている。全国大会では優勝目指す。自分たちのプレーを見せつけたい」と意気込みを見せた。鈴木さんは「侍ジャパン」U-12の代表選手にも選ばれている。

 メジャーは7月21日から八王子市で開催される「文部科学大臣杯JA共済トーナメント第57回全日本リトルリーグ野球選手権大会」に、マイナーは7月28日から石巻市で開催される「AIGプレゼンツMLBカップ2023」に出場する。

  • 「船橋リトルリーグ」マイナーの選手ら

  • 試合に出られない中学生も練習に積極的に参加

  • 練習の様子

  • 前列中央がキャプテンの鈴木新大さん

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