新京成電鉄、60回のダイヤ改正と歴史を振り返る「ダイヤヒストリー記念乗車券」　5月10日から3000セットで販売開始

5/11（土）新京成電鉄、60回のダイヤ改正と歴史を振り返る「ダイヤヒストリー記念乗車券」

5月10日から3000セットで販売開始

　新京成電鉄（本社：鎌ケ谷市くぬぎ山）は、今年3月のダイヤ改正に伴い、同社のダイヤグラム（列車運行図表）が60番目になったことを記念に「ダイヤヒストリー記念乗車券」を5月10日、発売した。

　新京成電鉄の会社設立は1946（昭和21）年。同社で初めてのダイヤグラムが登場したのは翌年の1947年だという。ダイヤグラム（列車運行図表）とは、横軸に時刻が書かれ、縦軸に距離をとり、1日の全列車の運転がわかるようになった図表のこと。そのため、横長の紙になっている。

　今回発売した記念乗車券の台紙は、ダイヤグラムの形状をイメージ、横長の台紙を起用。ダイヤグラムのように蛇腹折りにし、表面と裏面に、1947年～現在のダイヤの一部を掲載している。

　最初の年は新津田沼～薬園台駅での運行だったものが、徐々に駅が増えていくこともダイヤを通してわかり、ダイヤとともに新京成電鉄の歴史を振り返ることができる。

　記念乗車券はレトロな紙切符をイメージした乗車券が1,000円分、台紙に挟まれている。内容は「松戸駅から新京成線280円区間」「新鎌ヶ駅から新京成線230円区間」「北習志野駅から新京成線210円区間」「新津田沼駅から新京成線280円区間」。2024年11月30日まで有効。

　なお、同乗車券は「通常版」と「特別版」の2種類を作成。「特別版」は表紙の色が異なり、初期のダイヤをイメージした紺色の表紙となっている。特別版は、同社が主催するイベントや出店するイベントのみで販売予定で、通常版・特別版合わせて3000セットを販売する。

　通常版は新京成線各駅で販売（京成津田沼駅を除く）。駅によっては販売時間が7時～22時となるところもある。

　「特別版」の次回の販売予定は、5月18日・19日に鎌ケ谷市役所駐車場で行われる「スリランカフェスティバル鎌ケ谷2024」で販売予定。

　両版とも売り切れ次第販売終了となる。

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  「ダイヤグラムをイメージした装丁にしました」と担当者

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  同電鉄の歴史も振り返ることができる内容