新京成電鉄が「8000形電車クッキー」を12月から販売、43年の間にまとった4種類のカラーリングを再現
11/23(火)新京成電鉄が「8000形電車クッキー」を12月から販売
43年の間にまとった4種類のカラーリングを再現
新京成グループの新京成リテーリングネット(船橋市高根台1-6-2、TEL047-467-9081)は11月23日、新京成線新津田沼駅改札外で、12月から販売予定となっている「8000形電車クッキー」の先行販売を実施した。
同電鉄の8000形は今年11月1日で引退。同形の塗装は、同形が導入された1978年から引退した2021年までの43年間で、京成千葉線への乗り入れやコーポレートカラーの変更などの理由により、同じ形式にも関わらず車両塗装が4種類存在する。同商品はそれにちなみ、4種類のパッケージが用意され、12月1日から販売する。
商品名は、それぞれのカラーリングが施された時代に活躍していた車両編成番号を用い、「8502編成電車クッキー」(ココアクッキー)、「8506編成電車クッキー」(プレーンクッキー)、「8516編成電車クッキー」(ココアクッキー)、「8518編成電車クッキー」(ココアクッキー)となっている。各デザイン1000個ずつ計4000個の限定販売。
同商品の製造は「ピーナッツサブレー本舗とみい」を経営する「富井」(松戸市金ケ作)が行う。同社は1973年に松戸市で創業し、現在も東葛地区に工場を2カ所、五香に本店があり、県内は松戸市や柏市などで8店舗経営する千葉県ゆかりの企業である。
同商品の販売場所は各新京成線駅構内にあるセブン-イレブン新京成ST各店と、「ピーナッツサブレー本舗千葉とみい」各店を予定している。
新京成電鉄の広報担当者は「8000形の今までを思い出せるよう、カラーリングなど外装にこだわりました。ぜひ皆さまにお楽しみいただけたら幸いです」と発表している。
先行販売会では「10時の販売開始後すぐから購入者が続きました。今日は商品を購入していただいた方に新京成電鉄車両の紙製ボックスに商品をお入れして、お客さまにお渡ししています」と同販売会スタッフは話す。祝日とあってか、子連れの家族客が多く見られ、商品を選んでいた。
価格はいずれも324円(税込)。クッキーは9枚入り。