船橋大神宮近くに個室もある日本料理専門店「食育健美 燎(かがりび)」、京料理など20年の國分琢磨さんが開業
11/26(金)船橋大神宮近くに個室もある日本料理専門店「食育健美 燎」
京料理など20年の経験を持つベテラン料理人・國分琢磨さんが開業
船橋大神宮入口の鳥居隣に日本料理の専門店「食育健美 燎(かがりび)」(船橋市宮本5-13-19、TEL:未定)が11月24日、グランドオープンした。
同店の店主は、京料理など日本料理の料理人として20年のキャリアを持つ國分琢磨さん(40)。國分さんは、専門学校卒業後に銀座の「日本料理 穂の花」に就職。12年間下山料理長の下で修業し、下山さんの師匠である「京料理よこい」店主の横井清さん紹介で越谷の日本料理店に転籍、その後銀座の日本料理店でも腕を磨き独立に至った。
「燎」の店舗面積は、約20坪。調理場を望めるカウンターは5メートル近い天然木の一枚板。料理人との会話も楽しめるカウンター席は6~7人まで利用可能。そのほか、会食や接待などにも使える個室は6席、小上がりのテーブル席は2つにセパレート可能で最大8席の店内合計20~21席。
5年程前から独立を視野に入れて働いてきたという國分さん。店で使用する皿や器、湯呑みなどは修行時代から世話になってきた各店が独立を機に提供してくれたという。食材仕入れは、ほぼ船橋市地方卸売市場で友人の紹介や馴染みのある事業者から仕入れているという。
「新型コロナウイルス感染症で店が休業を余儀なくされたタイミングで、勤め先のオーナーから独立を勧めて頂いた。バックアップをしてくれると背中を押して頂けたので『どん底からの起業であればあとは伸びしろしかない』と、独立を決意することができました」と國分さん。
新型コロナウイルス感染症の自粛期間、営業しないのも一つの選択肢。テイクアウトやノンアコールで対応しながら自粛要請に従って営業をしていくというのもまた一つの選択肢。勤め人だと自分で選択する権利もない、今まで蓄積してきた経験を活かすチャンスと考えこのタイミングでの起業に全力を注ぐ。
ともに起業したのは妻でパティシエの國分友美さん、洋食経験が豊富な吉武慎太郎さん、中華料理専門の山田陽資さんの3人。いずれも専門学校時代の同期。それぞれの道で経験を積みこのタイミングで合流することになったという。それぞれの特技を日本料理に活かしたメニュー構成が同店の自慢だという。
コースメニューの価格帯はまだ調整中だというが、船橋大神宮の隣にある事もあって『お食い初め』、『七五三』などのお祝いの席を演出するメニューも5000円程度から用意する予定だという。もちろん、気軽に来店できるような単品や日替わりメニューも用意していく。
ドリンクメニューは、日本酒やワインを中心に品揃えする。過去の修行先からの紹介やメンバーそれぞれの出身地(秋田県、岐阜県など)の酒を中心に、珍しいものも取り寄せているという。
「日本料理は、蕎麦・寿司・天ぷら・刺身…と、『和食』といわれる全てのジャンルに精通し、化学調味料を使わずに出汁を大切するにする料理です。食べる事で健康になってもらえる日本料理を10年以上住んでいる船橋で、リーズナブルに提供し、皆さんに楽しんで頂きたいです」と、意気込みを語る國分さん。
営業時間は、11時半~15時(L.O.14時半)、17時~22時(L.O.21時半)。問合せ先(※仮)090-2983-6122。
燎Instagram http://instagram.com/kenbisyoku_kagaribi?utm_source=qr