「チーバくんを塗りつぶせ！」キャッチコピーに「千葉県まるごとゴミ拾い」、船橋市内では船フィルコンサートと連携

11/27（土）「チーバくんを塗りつぶせ！」キャッチコピーに「千葉県まるごとゴミ拾い」

船橋市内では船フィルコンサートと連携

　「千葉県内全域で同じ日、同じ時間にゴミ拾いをすることでチーバくんを塗りつぶそう！」とFMラジオ局「BAY-FM」でDJを務めるKOUSAKUさんが呼びかけているゴミ拾いイベント「千葉県まるごとゴミ拾い」が11月28日、船橋市内でも行われる。

　「まるごみ」は、「身近なゴミを拾って千葉県全体をきれいにしていく事で100年経っても持続可能な社会を作っていこう」と2008年頃、千葉県内各所で立ち上がった組織。KOUSAKUさんが千葉県内全域でそれぞれの地域に特化し活動する人たちを訪問、地域実行委員長を立てて各地で同時にゴミ拾いを行う組織として発展してきた。

　2011年には、大地震で被災した東北地方にKOUSAKUさんとともに「まるごみ」メンバーが訪問。現地での炊き出しボランティアや物資の輸送などを率先して請け負ってきた。続く各地の台風や大雨被害による復興にも駆け付けるなど活動の幅を広げてきた。

　船橋市内でも2008年から「まるごみ船橋」（実行委員長：大原俊弘さん）が発足。毎年1回、芸能人や地域住民が参加する大規模なイベント「湾岸まるごとゴミ拾い」などを開催してきた経緯がある。近年でも、学校法人中山学園が中心となって船橋駅前に集合。自由参加型の定例ゴミ拾いを毎月実践してきた。

　今回28日に行われるゴミ拾い企画には、2つの方法で参加できる。1つ目は、自宅や職場の周辺でごみ拾いを実施。その活動報告を「＃チーバくんゴミゼロ」「＃まるごみ」という「＃（ハッシュタグ）」を付けてTwitterに投稿するか、「info@marugomi.jp」にメールで送る方法。

　2つ目は、主要な地域に設置されている「GS（ゴミステーション）」と呼ばれるごみ収集拠点でゴミ袋をもらい周辺のゴミを「GS」に集めていく方法。こちらは、地域によっては参加者特典なども用意されているという。この場合でも「＃」を使って活動報告をしていく。

　これらの活動報告を当日BAY-FMで放送される「千葉県まるごとゴミ拾い～100年経っても地球（あなた）となかよし～」中に集約。投稿の上がった順にその地域の千葉県地図を塗っていく。参加者全員で千葉県内の地図を塗りつぶすことでゴミ拾いの輪を広げていこうという企画だ。

　船橋市内では、趣旨に賛同した「船橋フィルハーモニー管弦楽団」が協力。ゴミ拾い参加者に限定数ではあるが「特別招待チケット」をプレゼントするという。参加者は、ゴミ拾いをすることで演奏会のチケットを取得し、その日の演奏を楽しむことができるという。

　船橋市民文化ホール前に10時集合。船橋駅、市民文化ホール、駅南口本町通り～山口横丁付近、湊中学校までをエリアとして12時くらいまでを目安にゴミ拾いを実施。船橋フィルハーモニー楽団の演奏会は14時から船橋市民文化ホールで行われる。

　詳細については、まるごみJAPAN公式ホームページもしくは、まるごみ船橋公式Facebookページから。