楠が山町・浄明寺で4年ぶりの有観客「音まつり」、本堂での音楽ライブや生演奏での盆踊り

船橋

2023/8/29


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以下は 1 年前に書かれた内容です

8/29（火）楠が山町・浄明寺で4年ぶりの有観客「音まつり」

本堂での音楽ライブや生演奏での盆踊り

　ふなばしアンデルセン公園近く、県道57号線から1本中へ入った林道添いにある「浄明寺」（船橋市楠が山町231、TEL047-457-3223）で8月27日、「第11回音まつり」が4年ぶりに有観客で開催された。

　主催者である同寺の副住職・青山智遂（ちすい）さんは「お寺の敷居の高さのイメージを取り払うために毎年この祭りを催している。昔のように子ども達の遊び場として、気軽に立ち寄ってもらえるお寺であることをアピールしていきたい」と同祭りへの思いを話す。

　同祭りでは、境内に屋台が並び、本堂では音楽ライブ、ポールダンスなどが例年行われてきた。コロナ禍において、2020年から2022年はYouTubeによる無観客ライブ配信での開催となり、今年は4年ぶりに有観客で開催した。

　同祭りは12時30分から始まり、16時までの開催。同寺とゆかりの深い駄菓子屋「まぼろし堂」（八千代市桑橋116-3）が駄菓子販売、くじ引き、焼きそばとかき氷の屋台を出店し、地元農家の野菜の販売、目の前で飴を練り上げてさまざまな動物の形を作る「飴細工のこみちゃん」のブースが並び、来場者を楽しませた。

　本堂でのライブに出演したのはドラム・MINMIN（ミンミン）さん、ウッドベース・菊田茂伸さん、ボーカル＆ピアノ・中溝ひろみさん、ギター・堀江洋賀さん、篠笛奏者・片野聡さん。そのほか「ALISH POLE DANCE」によるポールダンスや「マジシャンテツ」によるマジックショーなどが行われ、会場を盛り上げた。境内には櫓（やぐら）が組まれ、ライブ終了後には生演奏による盆踊りが行われた。

　「まぼろし堂」店主の村山保子さんは「ご縁があって毎年出店している。コロナでどうなるかと思ったけど、またここでお祭りができてうれしい」と話し、来場した子ども達との会話を楽しんでいた。

　主催者である青山さんは「一度お休みしていたものをまた始めるのにはとてつもないパワーが必要だった。人手が足りなかったり、いろいろと苦労はしましたが、こうして開催に至り、お客さんが集まっているのを見ると胸に込み上げてくるものがある。感無量です」と穏やかな笑顔で話した。