「第22回船橋市なし味自慢コンテスト」で豊水梨の味一番を決定、最高賞に選ばれたのは馬込町「青山園」の梨
8/31(木)「船橋市なし味自慢コンテスト」で豊水梨の味一番が決定
最高賞に選ばれたのは馬込町「青山園」の梨
「第56回船橋市農水産祭」の一環として、船橋市は8月25日に「なし味自慢コンテスト」を開催し、今年の最高賞となる「船橋市長賞」に「青山園」(船橋市馬込町)の青山俊平さんの梨が選ばれた。
平成14(2002)年から始まった同コンテストは、開催当初は市役所1階美術コーナーを会場とし、受賞梨の展示と試食会だけを行っていた。しかし、平成25(2013)年からは一般消費者に「船橋のなし」に関心と興味、愛着を持ってもらうイベントとして開催してきた。
今年は専門審査員による審査のみを行って受賞者を決定するものとなり、同コンテストには、今年は市内のなし生産者99軒が「豊水」を出品。「農業センター」(船橋市金堀町)を会場とし、東葛飾農業事務所やJAいちかわなどからの専門の審査員が、糖度・外観・食味審査を行い、順位を決定した。
審査は3次審査まであり、1次審査は「糖度調査」となり、糖度の高い順に概ね上位50点を選出する。2次審査は「外観審査」で、ここで31点(特別賞11点、優秀賞20点)を選出する。3次審査は「食味審査」となり、上位6点を選出し、順位を決定する。
受賞した梨の実物は、8月26日、27日に「東武百貨店船橋店」(船橋市本町7-1-1)の1階正面入口の扉付近で展示され、多くの通行人が受賞梨に目を向けていた。
2023年度の特別賞の受賞者は次の通り。船橋市長賞=青山俊平さん(馬込町)。船橋市議会議長賞=増田和敏さん(三咲)、船橋市農業委員会長賞 =齋藤将博さん(大穴北)、千葉県東葛飾農業事務所長賞=加納芳光さん(二和東)、千葉県果樹園芸組合連合会長賞=田中克彦さん(上山町)、千葉県農業共済組合理事賞=石橋優さん(神保町)、長印船橋青果株式会社社長賞=豊田和彦さん(大穴北)、市川市農業協同組合長賞=中村悟司さん(大神保町)、株式会社東武百貨店船橋店長賞=木村幸男さん(神保町)、一般社団法人船橋市観光協会長賞=関本光一さん(馬込西)、船橋市果樹園芸組合長賞=佐藤伸夫さん(三咲)。