船橋市場内に約50年前から続く「玉芳」がリニューアルオープン、日替わりの「玉芳弁当」メインに

  2021/12/1
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以下は 2 年前に書かれた内容です

12/1(水)船橋市場内に約50年前から続く「玉芳」がリニューアルオープン、日替わりの「玉芳弁当」メインに

 船橋市地方卸売市場内にある「玉芳」(船橋市市場1-8-1、TEL 047-423-2483)が9月24日、テイクアウトを主体とした業態にリニューアルオープンし、2カ月が過ぎた。

 約50年続く同店の店主は、3代目となる齊藤隆宏さん。2019年7月に同店を引き継ぎ、そばなどをメインに提供していたが、共通の知り合いを介して「増一屋」(千葉市中央区富士見1-14-13-8階)の増渕修一さんと吉田淳子さんと出会い、新体制でリニューアルオープンすることになったという。

 約14坪の店内には、小上がりの4人掛け席2卓、カウンター4席を用意。

 調理やメニュー作りは増渕さんと吉田さんがメインに行い、齊藤さんの意見も取り入れながら準備を進めてきたという。増渕さんは、都内フランス料理店や外資系ホテルで長年シェフとして活躍し、20年以上の経験をもつ。

 同店のメインメニューは、テイクアウトの「玉芳弁当」を主体としているが、店内で食事をすることも可能。「手ごねハンバーグ&魚のフリット」や「照り焼きチキン&銀鮭の塩焼き」などの玉芳弁当(各540円)は日替わりで、1週間の献立表が店頭に用意されている。

 毎週金曜日はタイや中華、イギリス料理など世界の料理をテーマにメニューを考えているという。「ホテルで働いていたので、世界各国の料理も得意なので、旅をしている気分で楽しんでもらえれば」と増渕さん。そのほか、具だくさんの「日替わり味噌汁膳」(440円)や「日替わりどんぶり膳」(880円)、カレーうどん(540円)などを用意。

 「始めた当初は、市場の人から量が少ないという声もあったので、ごはんやおかずの量も増やした」と吉田さん。野菜や魚は市場内から仕入れ、ドレッシングも手作り。米は多古米の減農薬米を使用するなど、食材にもこだわっている。

 玉芳弁当は1食から市場近隣エリアであれば無料で配達してくれる。5個以上の注文で市内への配達も可能。また、市場内限定で汁物のメニューの出前も行う。「だんだん寒くなってきたので、あたたかいみそ汁やカレーうどんなどが好評です」と吉田さん。

 土曜日限定で総菜の販売も始めたという。「市場関係の方だけでなく、買い物ついでや食事だけでも大歓迎。今後は大豆ミートを使ったメニューも提供してきたい」と話す。

メニューなどは公式インスタグラム(@TAMAYOSHI2021)で発信している。

営業時間8時~13時、水曜・日曜定休。

  • 玉芳の店内

  • 年末年始限定の市場弁当(1,000円)

  • 玉芳弁当の一例

  • 味噌汁用のトッピングも10種用意

以上は 2 年前に書かれた内容です
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