「千葉水球クラブ」小学生が全国大会で日本一に、中学生男女とも4位入賞の快挙

  2023/9/26
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9/26(火)「千葉水球クラブ」小学生が全国大会で日本一に

中学生男女とも4位入賞の快挙

 「千葉水球クラブ」の小学生チームが「京都アクアリーナ」(京都市右京区)で8月22日~26日に開催された「第46回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会」で優勝し、日本一に輝いた。また同クラブの中学生男子、女子の両チームも4位入賞という快挙を遂げた。同チームが全国優勝するのはクラブ創設以来、初となる。

 「水球」とは、水深1.8m以上のプール内に作られたコートを使用する。1チームの選手は7人。1試合で2つのチームが対戦し、相手のゴールにボールをシュートして得点を競うスポーツ。年齢、性別でコートの広さやボールの大きさなどは変わり、スピードと迫力のあるプレーであることから「水中の格闘技」とも称されている。

 「千葉水球クラブ」は千葉県の「県立学校体育施設開放事業」の制度を利用し、船橋市、八千代市、習志野市の高校や大学なでのプールで週4回練習している。

 現在、同クラブは小学生から中学生までの29人が所属、うち10人が船橋市在住者。小学生は2~6年生の15人が在籍する。キャプテンの村山諒くん(小6)は「勝ててうれしかった」と満面の笑顔を見せた。

 同クラブ代表の斉藤絵美さんは「村山くんが小学2年生の時は予選も通らなかったが『ベスト4には絶対行きたい』と頑張ってきました」と話した。「今回の大会は1点差の緊迫感のある試合の連続でしたが、粘り勝ちできました」と振り返る。

 同クラブの始まりは、1975(昭和48)に開催された「若潮国体」(第28回国民体育大会)で優勝した水球の千葉県代表選手で、のちに千葉県の高校教員となったメンバーらが「千葉県でジュニアチームを」と立ち上げたのが始まりである。

 日本代表選手を多く輩出し、「TOKYO2020夏季オリンピック」(2021年)には同クラブ出身の小出未来(みく)さん(市川市出身)が選出、「FINA水球U16世界選手権」(2022年)には傍島さくらさん(船橋市在住)が選出されている。

 「千葉県は水球人口は全国的に見て多い方だと思いますが、練習環境が悩みで、他県チームとも協力しあっています」と斉藤さん。斉藤さん自身、高校生の時に水球を始め、約20年間同チームを支えている。「水球は見るのも、するのも、支えるのも楽しいです。体験はいつでもOKです」と笑顔で話した。

 同クラブは来年3月末に開催される「第46回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会」(千葉県国際総合水泳場)を目指して練習に励んでいる。

  • 深いプールで小学生から中学生まで練習

  • 迫力あるシュート

  • ゲーム形式の練習

  • ボールを追って素早く泳ぐ

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