御瀧不動尊「三重塔前広場」で津軽三味線コンサート、「活動をアピールする場として活用してほしい」
12/18(月)御瀧不動尊「三重塔前広場」で津軽三味線コンサート
「活動をアピールする場として活用してほしい」
御瀧山金蔵寺・御瀧不動尊(船橋市金杉6-25-1、TEL 047-448-2833)境内にある三重塔前の広場で12月21日、津軽三味線ユニット「motsuke(もつけ)」による無料三味線コンサートが開催される。
同寺は地域交流活動に精力的に取り組み、その一環として長年にわたり施設の無料貸し出しを続けている。現在は、境内にある「コミュニティホール遊智庵」と「三重塔前広場」を無料で貸し出しており、最近では詩吟、「寺ヨガ」、ばか面おどりの練習、布小物づくりの集まりなどに活用されているという。
同寺の担当者は「桜の季節や、銀杏の色付く時期には写生会が行われたり、俳句会も定期的に行われています。汚したりしなければ、基本的に境内は自由にお使いいただいています」と話す。「地域で演奏などの活動をされている方のために、施設を無料で使用してもらっている。せっかくなのでみんなの前で演奏したり発表したりして、活動をアピールする場所として活用してもらえたら」と笑顔で話した。
21日にコンサートを披露するのは、青森出身で船橋市内在住のMAKOTOさんと、千葉市に住むSouさんの2人による津軽三味線ユニット「motsuke(もつけ)」。ユニット名の「もつけ」は、津軽弁で「みんなの先頭に立って盛り上げるが、はしゃぎすぎてたまに疎まれる人」の意味。MAKOTOさんは「津軽三味線を通じて、聞いてくださる人たちの気持ちを盛り上げたいと」と、その名に込めた思いを話す。
コンサート開催のきっかけは、MAKOTOさんが御瀧不動尊の三重塔前で「貴方も演奏しませんか」という貼り紙を見たことだという。
今回は来年3月に予定しているコンサートのステージ環境確認を兼ねたプレイベントとして、「十三の砂浜」(青森県民謡)など6曲を演奏する。MAKOTOさん、Souさんそれぞれの独奏も披露する。
「お寺の優しい奥さまの後押しもあり、良いご縁に恵まれた」とMAKOTOさん。「境内の素晴らしい景観に触れ、ここで弾いてみたいという思いが日に日に膨らんでいる。ぜひ足を運んでほしい」と呼びかける。
11時から。入場無料。