市内在住の4選手が世界マスターズ水泳選手権で銀メダル、喜びを市長に報告

  2023/12/18
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12/18(月)市内在住の4選手が世界マスターズ水泳選手権で銀メダル

喜びを市長に報告

 「世界マスターズ水泳選手権2023九州大会」で銀メダルを獲得した市内在住の4人の選手が12月15日、市長に報告するため船橋市役所を訪れた。

 同日市役所を訪れたのは、選手の田口涼也さん、朝日大介さん、若松弘樹さん、森下正樹さんと船橋市水泳協会理事長の山崎正隆さんと理事の中村寿人さん。

 4選手は、8月2日~11日にマリンメッセ福岡(福岡市)で行われた「世界マスターズ水泳選手権2023九州大会」に出場。同大会は世界水泳連盟が主催する水泳のマスターズ世界大会で、2年に1回開催され、競泳や水球、飛び込みなど5種目に25歳から高齢者まで幅広い年代の競技者が年齢別で参加する。37年ぶり2回目の日本開催となった同大会では、約100カ国から約1万人の参加人数が見込まれていた。

 田口さんは「35-39歳区分」の「200m個人メドレー」、「200m自由形」、4人で出場する「160-199歳区分」の「200m(50m✕4)フリーリレー」、「200m(50m✕4)メドレーリレー」の4種目で2位を獲得した。朝日さん、若松さん、森下さんは水球競技に出場し、2位に輝いた。

 「FINA(国際水泳連盟)ワールドマスターズランキング」1位の田口さんは、「2位だったのが悔しいが、世界水泳の出場選手と一緒に試合に出られて貴重な体験だった」と振り返る。海外選手の体づくりになどに影響され陸上トレーニングの重要性を感じているという田口さんは、「今日も筋トレをした後にここに来た。3年後の40歳で世界記録を出すために、体づくりをしっかりやって挑みたい」と目標を話した。

 水球の3選手は千葉県内を中心に活動する社会人水球チーム「DSKドラゴンズ」に所属し、3人とも今回が初の同大会出場だという。船橋東高校で水泳部顧問も務める朝日さんは「普段は指導者の立場だが、今回は選手として参加してとにかく楽しかった。刺激もあったので、また40歳以上でチームを組んで参加したい」と意気込みを話した。

 国際大会の出場経験を持つ若松さんは「今回のことで一市民として市に貢献できればうれしい。水球はハードなスポーツだが、海外選手と話したら父親と同じ75歳だったので驚いた。80歳を超えている選手もいたので自分も生涯現役でがんばりたい」と話し、審判などとして活動している森下さんは「クラブチームを普及させたいという思いもあり出場した。今回の大会で日本と海外のスポーツの考え方の違いを目の当たりにして、刺激を受けた。生涯現役、この先もがんばりたい」とそれぞれ目標を話した。

 松戸徹市長は「田口さんは4種目で銀メダル、水球の3選手は初の大会参加で銀メダル、素晴らしい。スポーツを通して市民同士が仲良くなって、そしてこういった結果を残してくれたのはうれしい。これからのさらなる活躍を期待している」とエールの言葉を送った。

  • 中村さん(左端)と山﨑さん(右端)と市長、選手ら

  • 喜びを市長に報告

  • 「子どもも水球をしている」と話す選手も

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