宮本小の3年生が「海苔すき体験」、船橋漁協の協力で伝統的な海苔すきを体験

  2023/1/27
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以下は 1 年前に書かれた内容です

1/27(金)宮本小の3年生が「海苔すき体験」

船橋漁協の協力で伝統的な海苔すきを体験

 船橋漁協直販所の三番瀬みなとや(船橋市日の出1-22-2)前で1月25日、宮本小学校の3年生が船橋伝統の技を学ぶ「海苔すき」を体験した。

 三番瀬の海苔漁が最盛期を迎えることに合わせて行なわれた同企画。子どもたちに船橋の海苔漁の知識を深めることを目的として、船橋漁協協同組合の協力のもと、伝統的な海苔すき体験が行われた。

 同日は、宮本小学校の3年生169人が午前と午後に分かれて参加した。子どもたちは、海苔すき職人の手ほどきを受けながら、前日に採れたという生海苔で海苔すきを体験。生海苔を一気に木枠に流し込んで形を整えた後、圧縮して脱水し、用意されていた棚に干すという一連の作業を行った。

 「簡単そうに見えたけど、海苔を流し込むのが大変だった」「海苔は大好きなので、乾くのが楽しみ」と子どもたちは笑顔で感想を話した。

 船橋の海苔漁は、干満差を利用し育てる「支柱柵の固定張り」によって行われている。この漁法は干潮時には日光を浴び、満潮時には海水の養分を取り込んで育つため、磯の香りと色つやがよく、味が良いといわれている。

 50年前は1000軒だったが、現在は3軒と激減している船橋の海苔漁師。船橋漁協協同組合関係者は、「海苔の漁獲量は、昨年末は少なかったのでどうかなと思いましたが、お正月明けてからは順調で、例年並みに採れています」と話す。

 また、今回の体験について「船橋に古くから伝わる技法を学べる貴重な体験。こういった機会を通して、子どもたちに船橋の海苔について興味をもってもらいたい」と話した。

  • 「海苔を均等に流し込むのが難しい」と子どもたち

  • 海苔の脱水

  • 天気がいい日は、3~4時間くらいで乾燥するという

以上は 1 年前に書かれた内容です
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