船橋ゆかりの5人の体操選手と市船生が市役所訪問、世界大会金メダルなどの結果を報告

  2023/12/20
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12/20(水)船橋ゆかりの5人の体操選手と市船生が市役所訪問

世界大会金メダルなどの結果を報告

 船橋ゆかりの体操選手、萱(かや)和磨選手、杉本海誉斗(かいと)選手、橋本大輝選手、谷川航(わたる)選手、谷川翔(かける)選手と市立船橋高校体操競技部の部員6人が12月19日、大会の結果を松戸徹市長と松本淳教育長に報告するため船橋市役所を訪れた。

 船橋ジュニア体操クラブ出身の萱選手、市船出身の杉本選手と橋本選手は、10月にベルギー・アントワープで開催された世界体操選手権大会の男子団体総合で8年ぶり7回目の金メダルに輝いた。また同大会の個人で杉本選手は平行棒で銅メダル、橋本選手は男子個人総合と鉄棒で金メダルを獲得し3冠を達成した。

 萱選手は「団体で金メダルが一番の目標だったので、まずそれが達成できてうれしい。パリの前の年に金メダルを取れたのは大きい。パリに向けてがんばりたい」と意欲を見せた。

 補欠だったが試合の直前に出場することになったという杉本選手は「会場のスケールが大きくて緊張し、予選は固い演技だったが、決勝ではいい演技で金メダルを取れてよかった。一日一日を大切にして練習していきたい」と話した。

 「皆さんの応援がうれしい」と話す橋本選手は、「今回の大会では課題も見えて、結果も残せて、さらなる成長ができると感じた。自分の演技に磨きをかけて自信を持って演技したい。パリでも団体金メダル、個人総合金メダルを目標に、焦らず取り組んでいきたい」と目標を話した。

 「決勝の鉄棒や跳馬の着地が素晴らしかったが、緊張はしないか」という市長の質問に対して「練習で成功のイメージを頭で何度も思い出して、身に付くまでしっかり練習してきたので信じてやっている。緊張しているけど、冷静で落ち着いている」と振り返った。

 市船出身の谷川兄弟は中国・杭州で行われたアジア競技大会の男子団体総合で銀メダルに輝いた。同大会の個人で航選手は跳馬で金メダル、つり輪で銅メダル、翔選手は平行棒と鉄棒で銅メダルを獲得した。

 団体メンバーの最年長だったという航選手は「経験が浅い選手もいたが、フラットな関係でいることを心がけた」と話し、「来年につながるいい試合になった。船橋に育ててもらったので、恩返ししたい」と目標を話した。

 翔選手は「アジア大会で3つの入賞はうれしい。船橋に元気を届けられるようにパリに向けてがんばりたい」と意欲を見せた。また「あまり鉄棒で点数出せるタイプではなかったが、技も増えてきたので鉄棒でも貢献できれば。大輝に教えてもらったりもしている」とも話した。

 市船体操競技部はインターハイ、全日本ジュニア選手権大会、国民体育大会で優勝を果たし、2年連続で7回目の3冠を達成した。

 市船体操部監督の大竹秀一さんは、「大きなプレッシャーの中、よくがんばったと思う。補欠や試合に出られなかった選手、みんなで日々高めあって練習してきたことが結果につながった。また市、学校、応援してくれる人のサポートが最後の大きな力になったと思う」と振り返った。キャプテンの金田晟斗(あきと)さんは「試合は大変だったが、3冠達成できてうれしかった」と喜びを話した。

 松戸徹市長は「市民だけでなく日本中の皆さんが応援している。どんな状況になっても最後までやりぬく姿勢が素晴らしい。パリオリンピック目指してがんばってほしい。また市船生は先輩たちに負けないようにがんばってほしい」とエールを送った。

  • 松戸徹市長、谷川航選手、翔選手、松本教育長(左から)

  • 市船体操部員らと記念撮影

  • 選手らに激励の言葉を送る市長

  • 市船の校長や監督も出席

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