船橋港親水公園で「フナテラス・ザ・ミュージック」、ステージやマルシェなどでにぎわう
3/16(土)船橋港親水公園で「フナテラス・ザ・ミュージック」
ステージやマルシェなどでにぎわう
ららぽーとTOKYO-BAY近くの船橋港親水公園(船橋市浜町2)で3月10日、音楽イベント「フナテラス・ザ・ミュージック」が開催された。
今回で4回目となる同イベントは、音楽ステージのほか、キッチンカーやマルシェ約25店が出店し、多くの来場者でにぎわいを見せた。主催は船橋港親水公園指定管理者である東急グリーンシステム(神奈川県横浜市)、後援は船橋市観光協会。
ステージは「湊町ばか面踊り保存会」によるばか面踊りで始まり、湊中学校・湊町小学校吹奏楽部合同、若松小学校吹奏楽部、キッズダンス、船橋和太鼓連盟5団体の太鼓演奏などで一日中盛り上がった。
参加するのは2回目だという「楽游集さくら太鼓」を指導する鈴木さんは、「コロナで演奏機会が減っているが、地元船橋の海辺で地域の人たちと一緒に演奏を楽しめることがうれしい」と話し、三宅島に伝わる「三宅」などを披露した。
会場内には、綿あめやホットドッグ、ケバブ、クレープなどのほか、船橋野菜や八街の酵素農法でつくった野菜、花、手作りの竹とんぼなどを販売するブースも。手作りアクセサリ-のワークショップには、子どもたちが集まり、楽しむ様子が見られた。
活動の内容展示やカフェを出店していた「コハレLABO」代表の牛垣雅志さんと学生ボランティアリーダー神井秋人さんは「子どもたちの支援をしているが、企業や団体、善意の個人に大きな支援を頂いて感謝している。長く関わってくれる学生ボランティアも大きな戦力になっていてありがたい。皆さんに活動を知ってもらって、これからも支援をお願いしたい」と呼びかけた。
イベント主催の松本匡浩さんは「フナテラスの管理を任されて2年目。地域の皆さんとパークミーティングなどを介して、一体感を持ちながら、活気ある住みよい地域作りを目指している」と話し、「最初はキッチンカー主体のイベントで始まったが、小中学校の演奏や、伝統芸能のばか面踊り、船橋の和太鼓も参加してどんどん広がり、関係者の協力で4回目の開催をすることができた」と感謝の言葉を話した。「船橋の大きな魅力である海辺をアピールしながらさらに成長させたい」と意欲を見せた。