「千葉水球クラブ」小学生が夏に続き連続日本一、中学生男子も3位の快挙
4/25(木)「千葉水球クラブ」小学生が夏に続き連続日本一
中学生男子も3位の快挙
船橋市からも多くの選手が参加する「千葉水球クラブ」の小学生チームが、3月26日〜30日に千葉県国際総合水泳場(習志野市茜浜)で開かれた「第46回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会」で、夏の大会に続き連続優勝の快挙を成し遂げた。中学生男子チームは3位、中学生女子チームも8位入賞の好成績を残した。
1995(平成7)年設立の同クラブ。小学生から中学生まで39人が在籍し、船橋市・八千代市・習志野市の高校や大学のプールなどで週3〜4回練習している。船橋市からは14人の選手が参加し、同クラブの代表やコーチも船橋市内在住者となる。東京オリンピック2020をはじめ多くの日本代表選手を輩出しており、2022年にブタペストで開かれた世界選手権に出場した船橋市出身の眞板悠貴さんも同クラブの卒業生。
同クラブのOGで、代表兼コーチを務める斉藤絵美さんは「小学生チームは予選落ちする危機にも追い込まれたが、何とか勝ち上がった。最終ピリオドで2人が反則で退場となってしまったが、キーパーがゴールを守りきり優勝を勝ち取った」と熱戦の様子を振り返る。「卒団して10年以上もたつOB。OGが応援に駆けつけてくれた。会場が揺れるような声援はとても心強かった」とも。
チームを優勝に導く活躍を見せたキーパーの今関磋颯(さらん)くん(法典小6年)は「ピンチで焦りが絶頂の中、キーパーとして神経を集中した。焦る気持ちに冷静に打ち勝てたのは、会場の声援があったから」と話す。
同クラブ出身でコーチを務める菅根大樹さんは「また新たな目標を目指して、次のステージでも着実に成長していってほしい」とエールを送る。
※選手の学年、学校名は大会当時のもの