<えになるかとり かとりっぷ> ◆第百三十五回 陰極まれば陽となる

  2022/12/22
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今日は一年のうち、夜が一番長く昼が短い日、冬至ですね。

かぼちゃを食べたり、柚子湯に入ったりして無病息災を願います。

柚子の香りは冬を想起させる、季節の香り。

香取市内のお宅には、けっこう柚子を植えているところがあります。

一般的なこぶし大のものから、人の顔よりも大きそうなものまで。緑の葉っぱと黄色い果実が冬の景色に鮮やかな色を添えています。

 

冬至までくると、年末はすぐそこですね。

神宮の参道も、お正月の出店の準備がされ始めました。

いよいよ新年が来るなといった雰囲気ですが、なんせ冬至というのは、一陽来復とも言って、冬が終わり春が来ることだそうですから、その空気感は当たっているのでしょう。

 

今の時期、昼がどんどん短くなり、気分的に落ち込みやすくなるとき、私は「陰極まれば陽となる」という言葉を思い出しています。

漢方には、昼が短くなるのに合わせて内向きになった人の気の流れが、昼が長くなるにつれ、だんだんと外に向かうという考え方があります。

人の気持ちはおもしろいもので、そう言われるとそうなのかな、と思ってしまったり、単純だったりします。

なので、冬至を過ぎれば気分も上がると思えば、そうなるのです。

ほら、なぜだか楽しい気持ちになってこないですか?!

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えになるかとり かとりっぷ

第百三十五回 陰極まれば陽となる

文・写真 きのしたまみ

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千葉の小江戸。香取市でも江戸情緒が薫る佐原エリア中心に情報を発信していきます。 県内観光地の中でも「女性が一人で行きたい」「女同士で行き...
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