船橋のジャズバー「コクリコットF(フォルテ)」で「ふなばし紅白歌合戦」、アーティスト6人が熱唱
12/31(金)船橋のジャズバー「コクリコットF(フォルテ)」で「ふなばし紅白歌合戦」
アーティスト6人が熱唱
船橋駅南口・山口横丁のジャズバー「コクリコットF(フォルテ)」(船橋市本町4-39-8、TEL 080-3348-5915)で12月30日、2014年から続く「ふなばし紅白歌合戦」が開催された。
同店は船橋市出身・在住のジャズシンガー・河村留理子さんが、「毎日生演奏が楽しめる場所」として、隣にあるライブバー「コクリコット(Coquelicot)」(船橋市本町4-39-10興和第三ビル101)の2軒目の店舗として2年前にオープンした。
「地元船橋に音楽をあふれさせたい」との思いで、河村さんが地元の音楽アーティストと一緒に「ふなばし紅白歌合戦」を年末に開催し、これまで「きららホール」などでも行ってきた。昨年はコロナ禍のため、急きょ年始に日程をずらし、出演アーティストは男女1人ずつだけに絞り、規模を縮小しての開催となった。
今回は、男女各3人のアーティストが出演。感染症対策を行った上で開催し、市内だけでなく市外から駆けつけたファンらで店内は満員となった。白組団長の飯岡泰山(たいざん)さんは「生で音楽が聞ける場所として、この場所から音楽を発信し続けてきました。来年につながるようなライブにしたい」と意気込みを話した。
きららホールでの「ちょっと寄り道ライブ公開オーディション」での優勝経験を持ち、佐倉市を中心に活動する高橋優躍(ゆうや)さんは「県内を中心に活動していて、小学校で歌ったりもしました。生の歌を楽しんでほしい」と話し、千葉市を中心に活動する工藤拓也さんは「泰山さんとのつながりで来ました。音楽でまたいろいろな人とつながりたい」と話した。
紅組団長は船橋出身の濵津(はまつ)美穂さん。「昨年はライブがなかなかできなかったですが、今年は対策をした上で活動を続けることができました。紅白歌合戦も楽しみと言ってくれるファンもいてうれしい。3年連続負けているので、今年は勝ちたい」とコメント。同じく市内出身のLiCaCoさんは「ウクレレを弾きながらエールソングを届けています。歌でみなさんに元気を届けたい」と意気込みを話した。4年前のミュージックストリートをきっかけに船橋でも活動するようになったという横浜市出身のaKIさんは、ピアノの弾き語りでカバー曲やオリジナル曲を披露した。
河村さんは「今年はガイドラインに沿って対策をしながら、365日、営業を続けてきました。『通りかかった時に店の明かりが灯っているのを見るだけで、おとぎの国をのぞいているような気持ちになって心があたたかくなった』と話してくれた方もいて、ぬくもりのある空間を提供できたかなと思っています。新年1月2日には新春ライブも開催するので、立ち寄っていただければうれしい」と話した。
営業時間やライブ情報は、ホームページ(https://coquelicot-jazz.com/)で発信している。