金杉に一品料理も味わえるすし店「鮨　輝（かがやき）」、地元の人が集まれる場所に

船橋

2024/5/19


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5/19（日）金杉に一品料理も味わえるすし店「鮨　輝（かがやき）」

地元の人が集まれる場所に

　「鮨　輝（かがやき）」（船橋市金杉西4-3-18、TEL047-404-2191）が5月1日、新京成線滝不動駅から徒歩約13分の場所に開店した。

　同店のオーナーは、金杉小学校、高根中学校出身の高橋徳昭さん。高橋さんは隣接する「船橋樹脂工業」（金杉7-43-34）の代表取締役も務める。「この辺りは飲食店が少ないエリア。ちょうど隣の土地が空いたので、飲食店は初めてだが自分自身寿司が好きなのですし店にして、近所の人も集まれる場所にしたかった」と経緯を話す高橋さん。

　建物の1階部分がすし店、2階は同社で働く外国人の宿舎として利用している。店名の「輝（かがやき）」は、高橋さんの妻であり店長の輝美（てるみ）さんにちなんで名付けたという。

　石畳と木製のドアが印象的な外観は、高級感のあるデザイン。店内は、グレーと木材を基調としたモダンな雰囲気で、ゆったりとしたカウンター9席と掘りごたつ式の6人掛けテーブル席2卓を用意。

　板前は、10年以上フランス料理のシェフとして働いた経験を持つ船橋市出身の岩澤崇史（たかし）さん。地元で地域の人が気軽に来られるような居酒屋を開きたいと思い、和食の店で働きながら店舗を探している中で、知り合いの紹介で高橋さんと出会ったという。「これまでの経験を生かし、創作おつまみも提供しています」と岩澤さん。

　メニューは、船橋市場から仕入れる新鮮な魚を使った「お造り1人前」（1,628円）や「握り」（165円～）など。マグロは特にこだわり、高橋さん自らが仕入れる。また、「自家製クリームチーズの味噌漬け」（580円）や「揚げ出し豆腐」（680円）、「すき焼き風肉豆腐」（880円）などのほか、子ども向けのポテトなどの一品メニューも充実している。ドリンクメニューは、ビール、焼酎、日本酒、ワインなど一通りをそろえる。今後メニューは増やす予定なので、メニュー表は追加できるようなデザインにしているという。

　「素材にはこだわっていますが、価格は地元に合わせているので本格的なお寿司をリーズナブルに楽しんでほしい。町会の集まりや家族の集まりに利用してもらって、地元に愛される店にしていきたい」と笑顔で話す高橋さん。

　営業時間は17時〜23時、火曜定休。