船橋FCオーナーキックオフ会議 地域と共にJリーグ目指す

  2025/4/26
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4/26(土)船橋FCオーナーキックオフ会議 

地域と共にJリーグ目指す

 サッカークラブ・船橋FCは26日、船橋市勤労市民センター(千葉県船橋市本町4-19-6)の会議室で、新体制となるオーナー会議「オーナーキックオフミーティング」を開いた。

 クラブ関係者含め今回新たにNFTを購入して参加したオーナーが集い、今後のクラブ運営方針や意思決定の枠組みを確認した。

 同クラブは、2032年のJ3リーグ参入を目指して活動を続けており、地域に根ざしたチーム作りを掲げている。会議では、運営をトップダウンではなく、オーナー全員による民主的な意思決定で進める方針を表明。

 ブロックチェーン技術を活用した「DAO(分散型自律組織)」モデルを導入し、全員が議決権を持ち、透明性を重視する運営体制を整備する考えが示された。

 クラブ代表者は「チームが成長しても地域との距離を置かず、徹底的に地元に根付いたクラブでありたい」と強調。また、NFT(非代替性トークン)によるオーナー権販売で得た資金について、事務所の設置、地域プロモーション、チーム強化のいずれに活用するかを議論する意向を明らかにした。

 財務状況については、2025年1月末時点で収入714万9千円、支出689万4千円と報告。小規模ながら黒字を維持しているものの、実質的には代表者の個人寄付に支えられており、安定した資金基盤の必要性が指摘された。

 クラブでは今後、月1回のオーナー会議を開催し、重要事項について議論と投票を重ねる方針。「みんなで作るサッカーチーム」を理念に掲げ、今後も地元関係者との連携を深めながら、Jリーグ入りへの道を歩む考えだ。フロント関係者は「ここに集まった全員で成長させるクラブを作っていきたい」と意欲を語った。

 次回会議の日程や議題については、後日改めて共有される予定。

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