塚田の「クオカフェ」が本町で「Cour café+」として移転リニューアル、金杉台で介護福祉事業を展開する「コンフォートケア」が経営
6/9(日)塚田駅近くの「クオカフェ」が本町で「Cour café+」として移転リニューアル
金杉台で介護福祉事業を展開する「コンフォートケア」が経営
塚田駅近くのフレンチトースト専門店「Cour cafe」が6月6日、京成船橋駅すぐ近くのドンキホーテ前のビルの地下1階に移転し、「Cour cafe+(クオカフェプラス)」(船橋市本町4-41-25 B1F、TEL 047-436-8085)としてリニューアルオープンした。
昨年12月から塚田の店を休業をして新店舗に向けて準備を進めてきた。同店を経営する「コンフォートケア」(金杉台1-1-2-101)代表の形山昌樹さんは「大きく変わる点として、夜の営業を始める。塚田の店でも『フレンチトーストと一緒にお酒が飲みたい』という声があり、いつかやりたいと考えていた」と話す。同社は金杉台団地内でパン屋「LE LiEN(ル リアン)」や、介護福祉事業も展開している。
メニューを増やしたり夜の営業を始めたりと新しい試みをしている進化の意味で、店名に「+(プラス)」と加えた。昼は前店から店長を務める宮田百合絵さん、夜は河田直(なお)さんが店長を務める。
昼のメニューは、以前から扱っていたフレンチトーストのほか、メインを「クラブハウス」や「フライドフィッシュ」など5つから選べる新たなランチセット(1,480円)を提供する。ランチセットのパンは、竹墨を練り込んだ黒バンズ、プレーンベーグル、フレンチトースト(+500円)を用意。
使用するパンやベーグルは併設する工房「LUV Bagel(ラヴ・ベーグル)」で製造。特に力を入れたのが「竹墨BLACKバンズ」で、リニューアルオープンに向け、宮田さんが「ここでしか食べられないものを作りたい」と、食べ歩いたり試作したりして研究を重ねた。
フレンチトーストは、これまで同様ブリオッシュ生地のパンを使用し、北海道産の生クリームと牛乳、さらに押木養鶏場(二和西5-8-5)の卵「紅孔雀(べにくじゃく)」を使用することで濃厚な味に仕上げている。「前日から漬け込み、オーダーが入ってから表面に焼き色をつけてオーブンでじっくり焼くことで、外はカリッと、中はしっとりとした食感になる」と宮田さん。プレーンの他には、キャラメルバナナ(1,280円)やチョコナッツ(1.280円)など6種類を用意する。
ドリンクは、工房で自家焙煎をしたオリジナルブレンドコーヒー「courcafe Blend」(550円)などを提供する。
夜は、スパークリングワインやサワー、ハイボールなど、さまざまな酒を用意。「パン屋がやっている居酒屋」をコンセプトに、ピザやバゲットを中心に、おつまみになる「トマトのカプレーゼ」(780円)や「ガーリック枝豆」(480円)などが並ぶ。看板メニューのフレンチトーストをアレンジした「揚げフレンチトースト」や「炙りフレンチトースト」(各680円)も提供する。
宮田さんは「今までも遠方から来てくれる方もいたが、船橋駅近くでアクセスも良くなるので、もっと多くの人に食べに来てほしい」と呼びかける。
営業時間は10時〜16時、17時〜23時。営業日はインスタグラム(@courcafe)で知らせる。
今回出店のエリアは、船橋駅南口の「駅前通り」。大手チェーンがしのぎを削る激戦区に独自ブランドでの出店が地元経済界で話題に上っている。
グループ内障がい者就労移行支援事業とコラボでパンや珈琲豆の製造販売を行うほか、夜営業を追加アルコールドリンクの提供なども行うことで家賃やど出店コストを分散し出店を実現させた。