陸上自衛隊習志野駐屯地「夏まつり」に約5万人来場、自衛隊員が演出するお化け屋敷や隊員相撲なども
8/6(火)陸上自衛隊習志野駐屯地「夏まつり」に約5万人来場
自衛隊員が演出するお化け屋敷や隊員相撲なども
陸上自衛隊習志野駐屯地(船橋市薬円台3-20-1、TEL 047-466-2141)で8月3日、特別に駐屯地を一般開放しての「駐屯地夏まつり」が開催され、約5万人が会場を訪れた。
会場は13時から開放され、入口で手荷物検査を受けてから場内に入ることができる。場内では、市民に楽しんでもらうためのイベントとして、屋台、自衛隊車両の体験試乗、子ども向けの広場や野外アスレチック、落下傘装着体験などができる場所が場内各所に設けられた。
そのほか、自衛隊員による隊員相撲や和太鼓の演奏、部隊対抗フェスティバルなどが行われたほか、隊員らが演出する「お化け屋敷」、盆踊りも行われた。
同まつりのメインイベントともいえるのが19時過ぎから行われた花火大会。花火開催時間が近づくと、会場にはより多くの来場者が集まり、子ども同士、学生同士で来場する姿も多く見られた。
真上に上がる約850発の花火に、会場では終始拍手や歓声が沸いた。会場の一画からは同日に開催された幕張での花火も遠くに同時に見え、「花火のコラボ映像が撮れる」と2つの花火を写真に納めようとしている来場者もいた。
近隣住民は、花火開始時間になると自宅やマンションのベランダ、家の前の道路など、地元ならではのスポットから花火を楽しむ様子も見られた。
田喜野井地区に住む主婦は「自衛隊の中はすごい人なので、花火は近所のお気に入りスポットから毎年見ている。場所は秘密」と話し、駐屯地の近くに引っ越して来たばかりという男性は「自宅のすぐ上に花火が上がってびっくりした。毎年の楽しみが増えた」と話した。
今年は正門にあった駐輪場の場所が変わり、自転車とオートバイは習志野演習場に停めることとなった。