船橋市出身のバレー女子日本代表・関菜々巳さんが市長を訪問、オリンピック出場を報告
8/15(木)船橋市出身のバレー女子日本代表・関菜々巳さんが市長を訪問
オリンピック出場を報告
船橋市出身の女子バレーボール日本代表選手・関菜々巳さんが8月14日、「パリ2024オリンピック」に出場したことを松戸徹市長と松本淳教育長に報告するため、船橋市役所(船橋市湊町2-10-25)を訪れた。
関さんは法典西小学校、行田中学校、県立柏井高校(千葉市)出身。姉の影響でバレーボールを始め、小学校時代は塚田JSCバレーボール部に所属。高校3年ではキャプテンとして「第70回全日本バレーボール高等学校選手権大会」(春の高校バレー2018)に出場した。
高校卒業後は東レアローズに所属し、2018-19シーズンのVリーグ最優秀新人賞を受賞、2019年から日本代表としてネーションズリーグに出場し、2023年のワールドカップバレー2023には日本代表の正セッターとして出場。今年5月に開幕したネーションズリーグでは銀メダルを獲得し、オリンピック出場に大きく貢献した。今年6月、関さんはバレーボール世界最高峰イタリアリーグ・セリエA1の「プロセッコDOC・イモコ・バレー・コネリアーノ」への入団が決定している。
オリンピックでは、1戦目のポーランド、2戦目のブラジルに敗れた後、3戦目のケニアにストレート勝ちしたが、決勝ラウンド進出にはならなかった。関さんは「メダルをとることを目標にしていたので、結果は残念だったが、オリンピックの舞台に立つことができて本当に素晴らしい経験だった」と振り返り、「自分自身ががんばっていることを、周りの皆さんが喜んでくれて応援してくれたのが本当にうれしかったので、もっと結果を残したいと強く思った」とも。「イタリアでセッターとしての精度をあげて、4年後のロス五輪でメダルを取りたい」と力強く話した。
中学校時代にバレーボール部の顧問を務めた今井彩登(あやの)さんは、「部活には誰よりも早く来て練習していた」と話し、オリンピック出場したことに関しては「『がんばれ』と声をかけられないくらいの努力をしてきたので、菜々巳の努力が報われたのがうれしかったしほっとした」と話した。
松戸徹市長は「最後まで諦めずに戦った姿は素晴らしかった。後輩たちもオリンピックの舞台に立っている姿を見て目標にしていると思う。イタリアは環境も違って大変だと思うが、さらに目標に向かってがんばってほしい」と話し、松本淳教育長は「イタリアでプレーすることはすごいこと。体には気を付けてがんばってほしい」とエールを送った。