御瀧不動尊で初となる「お寺でKANマルシェ」、境内でメダカすくいや子ども縁日など
8/19(月)御瀧不動尊で初となる「お寺でKANマルシェ」
境内でメダカすくいや子ども縁日など
三咲中通り商店街の居酒屋「地産工房 KAN(漢)」(船橋市三咲2ー8ー16、TEL 047-404-8637)が主催するイベント「KAN謝・KAN激 お寺でKANマルシェ」が8月18日、「御瀧山金蔵寺」(通称:御瀧不動尊、船橋市金杉6-25-1、TEL 047-448-2833)で開かれた。
これまでの「KANマルシェ」は、同店の敷地内で、地域の活性化と地元のハンドメード作家たちの作品発表の場として定期的に開催されてきたが、今回は会場を御瀧山金蔵寺に移しての開催となった。
店主の中村修さんは「私の店舗近くには無料で利用できる駐車場がなく、集客に苦戦していた。よりお客さまが足を運びやすい場所で出張出店を考えていた。そんな折に、金蔵寺から声をかけてもらった」と話す。
金蔵寺の担当者は「お寺はさまざまな人々が集まり、あいさつを交わしながらコミュニケーションする場所。今回のイベントをきっかけに、より多くの人々に訪れてほしい」と話す。
当初は境内での開催が予定されていたが、猛暑のため一部の店舗をコミュニティーホール「遊智庵(ゆうちあん)」内に移して行われた。
室内のブースには、ハンドメード作品の販売、アロマテラピー、占いなど8店舗が出店。境内のテント下では、メダカすくい、ヨーヨー釣り、射的が楽しめる「子ども縁日」や、採れたて野菜や梨の販売、「梨かき氷」や「梨ドリンク」などの販売ブースに加え、ピンク色のバンズが特徴のホットドッグを提供するキッチンカー「弥栄(いやさか)」(文京区湯島)の4店舗が出店した。
南三咲から幼児を連れて訪れた母親は「通りがかりにお寺のポスターを見て開催を知った。近くでこのようなイベントがあるのはうれしい。小さな子どもを連れて気軽に行ける地域のイベントはありがたい」と話した。
「初回は試行錯誤が必要だった。開催時期も重要なポイント」と話す中村さん。「今後も金蔵寺と協力してイベントを続けていく。10月28日にはキッチンカーでの出店を、来年3月の花見の時期には船橋ゆかりのアーティストを招いたイベントも計画している」と意欲を見せる。