船橋小学校で創立150周年記念式典、市船吹奏楽部による演奏も在校生へ披露

  2022/11/17
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以下は 2 年前に書かれた内容です

11/17(木)船橋小学校で創立150周年記念式典

市船吹奏楽部による演奏も在校生へ披露

 船橋小学校(船橋市本町4-17-20)で11月12日、創立150周年記念式典が行われた。

 市内で最も歴史がある同校は、1872(明治5)年に開校。2012(平成24)年4月から校舎建て替えのため一時は市場小学校に間借りしていたが、2014(平成26)年10月に新校舎が完成。校庭はこれまで確保できなかった100mの直線距離も取れるほど広くなり、校舎は6階建てとなった。

 現在は1年生のみが2クラスでそれ以外の学年は3クラスずつ、特別支援学級が2クラスあり、全児童数は531人。市内では2校しかない「きこえの学級」、他校の児童も通える「ことばの教室」や「ふなっこルーム」もある。便利な場所に位置することからか、2、3世代そろって同校出身者という児童も多いという。

 式典の第1部では松戸徹船橋市長をはじめとした来賓を迎え、記念品の贈呈、1年生を撮影した「学校となかよし」の映像披露、児童代表による言葉があった。

 今年度、創立150年を迎えることを記念して企画した授業では、船橋小学校の歴史と地域の現在をテーマに、現代美術家・写真家の笠木絵津子さんを講師に迎え、6年生84人が「大型時空写真」と題したアート作品を制作。式典当日、同作品は会場の壁に飾られた。

 児童会や代表委員が中心となって各学級で学校へのメッセージを作って昇降口前に飾ったり、階段の壁には児童それぞれの学校の好きな場所の写真を飾ってフォトギャラリーとして展示したりするなど、学校全体として150周年を祝った。

 渡邊尚久校長は「船橋小学校の150歳という誕生日をみんながお祝いし、今日という日を迎えられたことを心からうれしく思う。ここまで続けてこれたのは、学校を支えてくれた歴代校長や地域の方の力があってこそなので、感謝したい。また、今いる私たちで新たな伝統を作っていこうという決意の日でもある」と話した。

 松戸徹市長からは児童に向けて「船橋小学校は、船橋の中心地にあり、江戸時代が終わってすぐに開校した学校です。そんな、長い歴史のある小学校で学んだことを、これからも誇りに思ってほしい。ITが進み、これからどんどん時代が変化していくと思うが、一番大事なことは、先生や友達、地域の人と挨拶をし、よりよい人間関係を築いていくことだと思う。いろんなことを経験し、夢を忘れず、あきらめない気持ちをもって頑張ってほしい」というメッセージが送られた。

 第2部では市立船橋高校吹奏楽部による演奏会が行われ、在校生全員で鑑賞した。 

  • 式辞を述べる松戸徹船橋市長

  • 1年生を撮影した「学校となかよし」の様子

  • アート作品「大型時空写真」

  • 市立船橋高校の吹奏楽部による演奏会

以上は 2 年前に書かれた内容です
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