大穴北に唐揚げ専門店「ふなから」、駄菓子屋の雰囲気残しながら再出発
8/24(土)大穴北に唐揚げ専門店「ふなから」
駄菓子屋の雰囲気残しながら再出発
船橋を拠点とする運送業者「ファーストエクスプレス」が運営していた駄菓子店「エンターファースト」が8月19日、同社グループ企業が手がける唐揚げ専門店「ふなから大穴北店」(船橋市大穴北2-1-3、TEL 047-404-2415)として再出発した。
「ふなから」は、本店を豊富に構えるテイクアウト唐揚げ専門店。2016(平成28)年12月にアンデルセン公園北ゲート前に1号店をオープンし、同店が2号店となる。駄菓子店の閉店から約1カ月で、目を引く大きな黄色い看板や厨房設備などを整えた。
駄菓子店の頃から引き続き、店長は同社に勤務する柿沼大輔さんが務める。「物価の高騰や光熱費などの経費がかさみ、駄菓子店の経営は厳しかった。『ふなから』への事業転換の話は何年か前から出ていた。閉店時には地域の人々から『店が無くなると寂しい』という声を多数いただいた」と柿沼さん。
同店のこだわりは、12種類以上のスパイスを調合した味付けと、電波振動調理機器を活用した調理法。注文が入ってから揚げ始め、揚げたての唐揚げを1個から販売する。
メニューは唐揚げ単品の「ふなから」(1個200円)、「特大」(1個390円)など5種類。弁当は「ふなから」が2個入った看板メニューの「ふなから2枚弁当」(650円)や揚げ粉にカレー粉を混ぜ込んだ「カレー2枚弁当」(750円)など14種類を用意。
おかずメニューとして「ふなから」1個とフライドポテトがセットになった「ふなからセット」(350円)など8種類、デザートメニューとして「揚げパン」(1個150円)など4種類をそろえるほか、大穴北店独自の取り組みとしてスナック菓子やゲームソフト、ぬいぐるみも販売する。
「駄菓子店時代から取り扱っていたスナック菓子『カール』が密かに人気。以前の雰囲気も残せて良かった。駄菓子店時代のお客さまがよく来てくれている」と柿沼さん。「今後は子ども向けの手軽なメニューも考えていきたい。長く地域に愛される店にしていけたら」と意欲を見せる。
営業時間は11時~14時、16時~20時。日曜定休。駐車場2台。