船橋商工会議所青年部主催の綱引き大会が盛況に、和太鼓演奏や音楽ステージも
11/27(水)船橋商工会議所青年部主催の綱引き大会が盛況に
和太鼓演奏や音楽ステージも
天沼弁天池公園(船橋市本町7-16-1)で11月23日、船橋商工会議所青年部が主催する「綱でつなぐ ふなばしの絆フェスティバル」が開催された。
同フェスティバルを企画した船橋商工会議所青年部広報・拡大委員会委員長の積田賢さんは「船橋市内には、まちを盛り上げたい熱量の高い人や団体が多いが、そうした人たちが青空のもとで集まる場がなかったため企画した」と話した。企画は6月ごろに提案し、具体的に準備が始まったのは9月ごろから。「急ピッチで準備を進めた」と振り返る。
会場には市内事業者である「Little ZUCI」「Hygge」「963」「焼き芋屋きんちゃん」「From Farm」のキッチンカーや屋台が出店。一画では「船橋市消防団」により子ども向けに消防服の着用体験、消防車両への乗車体験が行われた。
同イベントのメインイベントとなったのが、綱引き大会。青年部会長の大矢倫子さんは「綱で繋がって、絆を深めてもらえたら」と挨拶で綱引きについて触れ、船橋商工会議所会頭の篠田好造さんは「自分たちが青年部を立ち上げたころは、各地区の青年が集う場はなかった。無理はせず、けがのないように楽しんでほしい」と挨拶の中で話した。
大会では市内各団体から8つのチームが参加。船橋市消防団第一方面隊、中小企業家同友会、船橋商工会議所青年部、船橋市役所、船橋商工会議所職員、船橋法人会、若手農家の団体「船橋市4Hクラブ」のほか、当日参加の寄せ集めチーム「合同チーム・船橋パワーズ」がトーナメント制で対戦した。
参加者全員でラジオ体操を実施してから、午前中に前半戦が行われ、午後は、前半戦を勝ち上がったチームによる後半戦となった。各チームとも出場できるのは10人。綱引きの周りでは、応援に駆け付けた仲間がチームに声援を送るなど、大人が集まっての綱引きに会場は白熱した。接戦の末、トーナメントを勝ち抜いたのは「船橋法人会」、準優勝となったのは「船橋市消防団第1方面隊」だった。
綱引き大会の前後には「和太鼓打込集団 郷嵐會」による和太鼓の演奏、濵津美穂さんによる音楽ライブも行われ、会場を盛り上げた。
綱引き参加した人たちの顔には勝っても負けても笑顔があふれ、仕事や定例会などで顔を合わせている者同士でも、いつもと違った雰囲気を楽しむ様子が見られた。会を終え、委員長の積田さんは「皆さんが笑顔で本当にうれしかった」と感想を話した。